レンズってどうやって選べばいいの?初心者さんのためのレンズ選びを解説!【CURBON写真用語辞典 #29】

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世の中にはありとあらゆる種類のレンズが多数存在していますよね。「たくさんありすぎてどれを選べばいいの?」とお悩みの方に、レンズ選びのコツをお伝えします。

 

どんな種類のレンズがあるの?

レンズは大きく分けて「広角」「標準」「望遠」の3種類。同じ場所から撮っても、写る範囲は異なります。

 

・広角レンズの特徴は?

広角レンズは、広い範囲を写し撮れるレンズのこと。ダイナミックな写真が撮りたいときにおすすめのレンズ。部屋の中など、被写体までの距離が稼げないシーンでも活躍するレンズです。

 

 

・標準レンズの特徴は?

標準レンズは、見た目に近い写りをするレンズのこと。自然な写りをするため、初心者さんにも扱いやすいレンズ。最初に買うレンズとしてもおすすめです。

 

 

・望遠レンズの特徴は?

望遠レンズは、遠くのものを大きく写せるレンズのこと。大きく写せるかわりに、写る範囲は狭くなる。スポーツなど、近くに寄れない被写体を撮影するときに便利なレンズです。

 

 

 

 

製品名の「○mm」に注目!

どのくらいの範囲を写せるか=焦点距離は、製品名の「○mm」で表されます。フルサイズのカメラで35mmくらいまでを「広角」、35mm〜70mmが「標準」、70mm程度から「望遠」がおおよその基準です。APS-Cサイズの場合はセンサーサイズが違うため、24mmくらいまでが「広角」、50mmくらいから「望遠」がおおよその基準です。

 

「どれくらいボカせるか」も製品名に。

製品名に含まれる「f/○」という数値で、どれくらいボカせるか=開放F値を判断することができます。数字が小さいほどに、明るくより大きくボカせるという特徴があります。明るいレンズほど高価になる傾向がありますが、f2.8程度のものでも十分ボケ味を楽しめますのでレンズを選ぶ時の目安として覚えておきましょう。

 

単焦点のメリットは?

レンズを見ると「35mm」や「24-70mm」などのような記載がありますが、前者が「単焦点」後者が「ズームレンズ」となります。ズームレンズはさまざまな画角に対応できてお得なようにも感じますが、単焦点の場合はズームレンズよりも開放F値が小さい場合が多いため、より大きくボカせるというメリットがあります。

 

「マウント」に注意しよう

一つのメーカーの中でも、ミラーレスと一眼レフではレンズを取り付ける部分の規格が異なり、その規格のことを「マウント」と呼びます。ミラーレスでもメーカーによってマウントが異なる場合があるので、購入する前によく確認しておきましょう。

 

初めてレンズを買うなら単焦点がおすすめ

これからレンズを買い揃えるならぜひ、単焦点を試してみてください。「一つの画角しか撮れない」と縛られているような感覚にもなりますが、スマホの場合は自分で寄ったり引いたりしているので、単焦点も同じように寄ったり引いたりすればOK!

 

自分にぴったりな一本を探そう

何百円のものと違って、気軽に買える値段ではないからこそ慎重になるレンズ選び。もし可能なら、ぜひ店頭で実際に手に取ってみましょう。店員さんに特徴を聴きながら選べばより安心です。自分に合ったお気に入りのレンズをぜひ探してみてくださいね。

  

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