データで振り返るCURBON写真展

CURBONでは、2019年5月19日から27日、西武渋谷店にて写真展「 THE STORY 」を開催いたしました。
 
すでに開催から約1か月、ご参加くださったみなさんにも、写真展を通じたストーリーが生まれていると嬉しいです。
 
「写真展を開催して終わり」ではなく、振り返りを通してさらにお楽しみいただけますと幸いです。

写真展に関する記事は全3回に分けてテーマごとに更新します。

第1回目は・・・
「データで振り返るCURBON写真展」です。 

ー気になる総来場者数は「約1万人」

 
 
9日間で約1万人ものお客様に来場いただきました。
 
インスタグラム経由でイベントを知ってくださった方はもちろん、お客様からの口コミ、西武渋谷内の広告をきっかけに来場など、普段、CRUBONや写真に関わっていない方にも来場いただくことができました。
 
これも関係者の皆様のつながりがくれた奇跡だと思います。
 
また、日本全国からの参加者はもちろん海外からのお客様も見受けられ、SNSのすごさを思い知らされました。
 
会期中に何度も足を運んでくださる方もおり、なんと皆勤賞だったという学生さんも…!
 
SNS上では、○万人というフォロワー数を抱える方もたくさんいらっしゃいますが、それは単なる数字ではなく、応援してくださるひとりひとりの方々なんだなと改めて時間することができました。
 

-#シブセイCURBON写真展 #私が紡ぐ物語 総投稿数は「15,381件」

 
 
ハッシュタグに投稿された写真の合計数です。
 
遠方にお住まいで、会期中に足を運べなかったという方ともつながりを感じられたのがこの企画でした。
 
今回の展示では、こちらのハッシュタグを活用して、一般のお客様から「物語性のある写真」を公募しました。
 
会期中、選ばれた方々の写真はインスタレーションコーナーに展示され、ひとりひひとりの想いが詰まった空間となりました。
 

-参加アーティストの合計フォロワー数「500万人」

 
 
何と言ってもSNSの力を感じさせられたのがこちらの総フォロワー数です。
 
500万人というと東京の人口の半分弱。
 
たくさんの方に応援していただき、改めて、'フォロワー’とは何かを考えさせられる機会になりました。
 

-CURBON写真展の目玉コンテンツ、トークショーの開催数「14回」

 
 
当初予定されていたトークショーは9回。
 
「写真展をもっとお楽しみいただきたい」との思いから、追加で5回、合計14回のトークショーを開催しました。
 
普段、画面越しに見ているあの人…。
 
Instagramでは聞けない苦悩や葛藤、どういった背景があり写真を撮っているのか、知れば知るほどますます写真が好きになるエピソードがたくさん。
 
暗い写真を撮っている人は、普段は実はとても明るいあの人だったり、ポップな写真を撮っているあの人は実はとても繊細な人だったり。
 
意外な側面を垣間見ることができました。
 
一人一人の個性があふれ、デジタル上のつながりでは見えなかった親しみやすい一面や深い考え方など、ますますファンになった方も多いのではないでしょうか?
 

-トークショー人気ランキング

 
最後に大盛況だったトークショーを少し振り返ってみたいと思います。
 
1位 武井さん「写真で思いつく限り全てが変わった話」 
 
  
最終日、言うまでもなくダントツの来場者数だったのが、CURBON代表武井のトークショーでした。
 
立ち見席も溢れるほどのお客様でいっぱいのなか、CURBONを立ち上げた経緯や写真展を開催するまでの8か月間を振り返りました。
 
前日にとったアンケート参考に2つのトピックでトークショーが進みました。
 
展示でも注目を集めた「水中写真の裏話」と「CURBONに関する会社の話」。
 
トークショーの途中からは、高橋伸哉さんも登壇し、CURBON立ち上げ当初のお話や写真に対する想いを抜群の掛け合いで展開。
 
2位 Yohei Sawamuraさん×酒井貴弘さん「SNSポートレート」
 
 
Instagram上でポートレートを撮影している方なら知らない人はいないであろう人気者のお2人が登壇。
 
「いい写真」と「いいねな写真」という興味深いテーマから始まり、お二人が写真を始めたきっかけ、今後フリーで活動していくことへの意気込みなどを語ってくださいました。
 
Yohei Sawamuraさんの夢、「スマブラのキャラクターになること」は会場の笑いを誘い、かっこいい写真が多い彼の写真とは裏腹に、親しみやすい一面が垣間見られました。
 
フォトスタジオに勤めながらInstagramでも活動をするという酒井さんは、スタジオに来るお客様に求められる写真とInstagramでいいねがつきやすい写真の違いをプロの視点で考察。
 
Instagramを始めた当初と今を比べて、自分の中での変化などをお互いに笑いを交えながらお話ししてくださいました。
 
3位 コハラタケルさん×さらちゃん「ざつだん」
 
 
「なんでもないただの道が好き」でおなじみのコハラタケルさんと「女子高生フォトグラファー」のさらちゃん。
 
こちらは、来場者の方限定でお二人の写真つきで、さらに抽選によるランチ券が当たるという豪華なトークショーでした。
 
お互いに対する質問を書いた紙をお客様に引いてもらうスタイルで、真面目な質問とクスッと笑える質問で構成されていました。
 
いくつも歳が離れているのに、さらちゃんのことを師匠と呼ぶコハラさんからは、写真に対する真摯さ、人と丁寧に向き合う姿勢が感じられました。
 
反対に天真爛漫に見えるさらちゃんは、実は内なるものを秘めていて、彼女が「思い出写真」と呼ぶ高校での日常生活をあえて展示に選んだ理由も語ってくれました。
 
最後はランチ券の抽選会、トークショー後にお2人とそのままランチにいけるというプレゼントが当たりました。
 
いかがでしたでしょうか?

 
写真展に参加してくださった方もそうでない方も、会場の雰囲気が伝わっていると幸いです。
 
写真展を振り返るシリーズは、全3回にわたり連載予定です。
 
次回の連載はあのお2人の対談記事です。
 
お楽しみに




Writer:東
Illustrator:伊藤