写真を学ぶ第一歩。光の向きで写真が見違える!?「順光」「逆光」「サイド光」ってなんだろう?【CURBON写真用語辞典 #15】

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旅行先で素敵な写真が撮れたら、休日に訪れたカフェでケーキのおいしそうな写真が撮れたら、子どものかわいい写真が撮れたら…とカメラを買ってみたものの、なかなか思い通りの写真が撮れないとやきもきするもの。感じたままに写真を撮るのももちろん大切ですが、ちょっとしたコツを覚えるだけで写真がワンランクアップ!今回は「光の向き」について解説します。ミラーレス初心者さんも必見ですよ。スマホで撮影するときもぜひ参考にしてみてくださいね。

 

光の向き、気にしてますか?

写真にとって非常に大切な要素となる光。しかし、ひとくちに「光」といっても、いろんな向きがあるのをご存じでしょうか。同じ被写体でも光の向きが違うだけで写真の印象がガラッと変わるんですよ。

 

どんな光の向きがあるの?

光の向きは主に3種類。被写体に対して前から当たる光を「順光」、被写体の後ろから当たる光を「逆光」、被写体の横から当たる光を「サイド光」と呼びます。

 

 

光の向きは3種類!

順光の特徴

被写体に対して光が前から当たるのが順光。順光の特徴は、色が鮮やかにはっきり出ることです。撮影者は太陽を背にして撮影することになります。空や海の色をはっきり出すことができる光の向きです。一方で、被写体の正面から光が当たるため立体感や奥行きが感じられず平面的な印象に。屋外のポートレートでは被写体の正面に太陽がくるため被写体がまぶしそうな表情になることも。

逆光の特徴

被写体の後ろから光が当たるのが逆光。逆光の特徴は、被写体と背景の露出の差が出やすいため、明暗差がきれいに仕上がることです。写真を撮るときに逆光はNG、という印象もあるかもしれませんが、露出補正を施すことなどによって明るく仕上げることができます。また、ものの輪郭がはっきりして見えるため、料理の写真などでは特に立体感やみずみずしさが際立っておいしそうに見せることができます。ふんわりとした柔らかい雰囲気を出しやすいのも逆光の特徴です。

 

サイド光の特徴

被写体の横から光が当たるのがサイド光。サイド光の特徴は、被写体に影が強く出やすいため、明暗がはっきりとしたメリハリのある印象になること。被写体の明暗部や影がしっかり写るため、立体感を出したい時や、力強さを表現したいときなどにおすすめの光の向きといえます。

 

光にも角度がある?

ここまでは大まかな光の向きについて解説しましたが、光の角度にも着目するとさらに光に対する理解を深めることができますよ。

 

ポイントは「真上」と「斜め上」

光の角度、というと急に難しく感じるかもしれませんが、早朝の光、お昼の光、夕暮れ時の光をイメージしてもらうと、それぞれ光の印象や影の伸び方が違うと思いませんか?光の角度の違いでこんな違いが出てくるんです。

 

真上からの光(晴れた日のお昼12時ごろの光)の特徴

被写体全体にしっかりと光が当たっていて、明るい印象。影は真下にできて短い。

 

斜め上からの光(朝方や夕方の光)の特徴

被写体の横に影が落ちるため、立体感が出る。光の角度が低いほど影が長くなる。

 

時間帯で光の質や色が変化する?

雑誌やSNSで「この写真素敵だな」と感じたら、その写真がどんな光か着目してみましょう。時間帯ごとに光の角度が違うと先述しましたが、時間帯によって光の色や質も変化します。

 

時間帯で変わる光の特徴

・朝の光の特徴

クリアでかつ、透明感があり、清々しい印象の光。

・昼の光の印象

被写体の色をしっかり忠実に再現してくれる光。

・夕方の光の印象 

黄色みや赤みが強く、温かみのある光。立体感が出るため、ドラマチックな光になる。

 

エモく撮れる時間帯は?

「印象的に、ドラマチックに、いい感じに撮りたい」。このキーワードのいずれかに当てはまる方は、夕方に写真を撮りに行ってみましょう。撮影するときはぜひ逆光で!露出補正で手前の暗さをカバーしつつ撮影するとたちまち写真がふんわり印象的に。天気予報で晴れた日を狙って撮影を計画してみましょう。

機材も技術も大事だけど、光の向きも大事な要素のひとつ

いい機材を持っていれば、いい写真が撮れる確率は高まるかもしれません。けれども、どんな写真を撮りたいか、どんな雰囲気に仕上げたいかなど考えることも写真上達への近道になります。いろんな時間帯の光やいろんな角度の光を試して、自分好みの写真が撮れるようになっちゃいましょう。

 

 

 

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