LUTの取り込み方
LUT(ラット) とは
「Look-Up Table」の略である「LUT」は、
動画の色合いやトーンを一瞬で変化させられる便利なツールです。
写真のプリセットと同じように、動画の雰囲気を一気に変えることができます。
Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどの編集ソフトに取り込むことで、
撮影した映像の色味を自分好みに調整できるようになります。
PCソフトだけではなく、スマートフォンのアプリでもLUTの適用が可能です。
また、写真編集にプリセットとして使うこともできるほか、
直接カメラに取り込んで撮影時からLUTを反映させることもできるのが特徴です。
このページでは、そんな便利なLUTの取り込み方法について詳しくご紹介していきます。
※LUTはLOG形式の動画に最適化されていますが、Rec.709などの形式にも適用できます。仕上がりが異なることがあるため、必要に応じて明るさやコントラストを調整することを推奨します。
Adobe Premiere ProでのLUT読み込み方法
1. エフェクトコントロールパネルを開く: 調整レイヤーまたはクリップを選択します。
2. 基本補正を選択: Lumetriカラーを適用し、「基本補正」内の「入力LUT」をクリックします。
3. LUTを選択: 「参照」をクリックし、購入したLUTファイルを選択します。
4. 適用する: 設定を調整しながらLUTを反映させます。
DaVinci ResolveでのLUT読み込み方法
1. 設定メニューを開く: 画面右下の歯車アイコンをクリックします。
2. LUTフォルダを設定: 「カラー管理」タブ内の「LUTフォルダ」を確認し、LUTを保存したフォルダを指定します。
3. LUTをリフレッシュ: 「更新」をクリックしてLUTを読み込みます。
4. 適用する: クリップを選択し、「カラー」タブでLUTを適用します。
その他の方法については他コラムよりご覧ください