スマホ映像をプロ級に!Blackmagic Camera+LUT活用法
スマホ映像が“映画っぽく”なる。LUTの魅力
スマートフォンだけで本格的な映像を撮れる時代。
でも、「なんだか味気ない」「もっと映画のような雰囲気を出したい」と思ったことはありませんか?
そんなときに活躍するのが、LUT(ルックアップテーブル)という存在。
この記事では、LUTとは何か?なぜ使うのか?
そして実際にBlackmagic Cameraアプリを使ってLUTを適用する方法、さらにCURBONが提供するおすすめLUTをご紹介します。
LUTとは?
LUTとは「Look Up Table(ルックアップテーブル)」の略で、簡単にいえば映像の色味や雰囲気を一瞬で変えるための「レシピ」です。
撮影した映像にLUTを適用することで、映画のワンシーンのような深みやフィルムっぽい色合いを演出できます。
実際のプロの映像制作現場でも、カラーグレーディングの基盤としてLUTが使われているんですよ。
Blackmagic Cameraでの設定方法
ステップ1:アプリの準備
※Blackmagic Camerwは2024年末よりAndroidにも対応。Google Playから無料でダウンロードでき、Pixelなど最新機種での使用が推奨されています。
Blackmagic Camera(iOS / Android対応)では、撮影時にLUTを適用することができます。プロが使うカメラと同じテクノロジーを採用しており、スマホだけで高品質な映像表現が可能になります。
- 設定アイコンをタップ
- 「LUT」メニューからLUTを読み込み
- プレビュー画面でLUTの効果を確認しながら撮影!
撮影段階から“ 映画のような雰囲気”をイメージできるのがBlackmagic Cameraの魅力。スマホだけでそのまま使える映像が撮れます。
ステップ2:アプリの設定
今回の設定はこちらで撮影しました
Apple Log -HDRでLog撮影します
<LUT適用前>
彩度やコントラストが低いため、なんだか物足りない印象。
<LUT適用後>
一気に雰囲気のある印象になります!
Blackmagic Cameraでの撮影の方法
1.アプリを開いて設定を選択
2.LUTを選択し、LUT表示をONにする
3.LUTを選択し、『LUTを読み込み』をタップ
4.ダウンロードした「.cube」ファイルを選択して開く
5.読み込んだLUTが反映されているので選ぶ
6.カメラに反映完了!あとは撮影するだけ
ちなみに縦撮影したい場合は設定>縦長ビデオをONにすると縦向きで固定して撮影できます
縦型で撮ればリールやショート動画にすぐ投稿できて便利です!
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LUTの選び方って?迷ったら、まずはこの3つ
LUTにはたくさんの種類があり、初めての方は「どれを使えばいいの?」と悩んでしまいがち。
そんなときは、以下の3つの視点で選んでみてください。
1. 撮影するシーンに合っているか?
自然光の屋外、蛍光灯の室内、夜のネオンなど、シーンによって向いているLUTは異なります。
2. どんな雰囲気を出したいか?
温かみ、透明感、レトロ感…出したい“空気”によってLUTを選びましょう。
3. 使いやすさ・馴染みやすさ
初心者の方におすすめなのは、色のクセが強すぎないLUT。まずは自然に仕上がるものから始めると違和感なく楽しめます。
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現在CURBONで絶賛発売中のLUTのおすすめなシーンをご紹介
映像に映るものたちの色味がさらに豊かに映えるLUTです。
季節の花や青空、清涼感のある景色が印象的な動画に変わります
○DAICHI「Emotional movie collection」
4種類のLUTはどれも人物の肌を綺麗に魅力的に見せてくれます。
どれも雰囲気が変わりやすく、扱いやすいLUTです。
フィルム感のある映像がお好みの方に特におすすめ。
日常風景にも懐かしさや温かみを加えてくれる2種類のLUTがセットとなっています。
ナチュラルでいて、おしゃれに仕上がるLUTです。
いつもの風景をそっと引き立たせ、そのものの彩りがそれぞれに馴染みます。
何気ない日常の色味がどこか懐かしく、温かく感じることのできるLUT。
アンティークな風合いが好きな方におすすめです。
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まずはひとつ、LUTを試してみよう
LUTは、誰でも“映像の世界観”を手軽に作り出せるツールです。
特にBlackmagic Cameraなどのスマホアプリと組み合わせれば、撮影から完成までスマホ1台で完結させることができます。
映画みたいな動画、作れたら楽しいですよね。
「色」を変えるだけで、伝わり方が変わる。
まずはお気に入りのLUTを1つ選んで、スマホ映像をアップデートしてみませんか?
CURBONで現在販売中のおすすめLUT商品