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本格的なカメラを手に入れたら、試してみたい撮影テクニック6選!少し写真がうまくなっちゃうコツは?【CURBON写真用語辞典 #31】

本格的なカメラを手に入れたら、試してみたい撮影テクニック6選!少し写真がうまくなっちゃうコツは?【CURBON写真用語辞典 #31】

2022.12.05
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る     近年の写真の楽しみ方のひとつとして欠かせないのがSNS。いいね!たくさんほしいですよね(笑)。お気に入りのミラーレスカメラで、一眼レフで、フィルムカメラで!素敵な写真が撮れるテクニックを紹介します。   少し写真がうまくなっちゃうテクニックは? ①目線の高さを変えてみよう ふだん写真を撮るとき、どんな高さで撮影していますか?ついつい、目線の高さだけで撮影してしまいがちですが、写真の印象を変えてみたいなら、少し下から撮ってみたり、上からのぞき込むように撮ってみたりと目線の高さを変えてみましょう。ミラーレスカメラをお使いの場合は、モニターの位置を変えながら撮影することで画面スレスレの迫力ある絵を撮るのもラクラク。ぜひ一度試してみてください。 アングルについての詳しい解説はこちら。     ②被写体にグッと寄ってみよう 全景を捉えるのももちろん素敵ですが、思い切ってグッと寄ってみるのはいかがでしょうか?主役が引き立つだけでなく、背景も自然とボケが強くなるため、写真の印象も変わってくるはず。F値を低く設定するのがポイントです。 F値についての詳しい解説はこちら。     ③広角レンズでダイナミックな写真に レンズを交換できるのが本格的なカメラの醍醐味。スマホでも広角を楽しめる機種はありますが、より綺麗な画質でダイナミックな構図を楽しみましょう。持ち合わせていない場合はレンタルというのも手です。プロでもレンズを借りて撮影することもあるので、積極的に活用しましょう。 レンズの選び方についての詳しい解説はこちら。     ④「圧縮効果」で非日常の構図を楽しもう 圧縮効果とは、望遠レンズを使用したときに近くのものと、遠くのものの大きさがあまり変わらないように見える現象のことです。望遠になるほど圧縮効果が強くなります。広角レンズと同様に、望遠レンズを持っていないという方はレンタルサービスを活用してみては?     ⑤「前ボケ」で立体感のある写真に 前ボケとは、主役の手前に草花など、ぼかす何かを配置することでボケを作る手法のこと。 前ボケを効果的に使うことで奥行きが出たり、ふんわりとした雰囲気をプラスしたりすることができますよ。前ボケについての詳しい解説はこちら。     ⑥多重露光機能を使ってみよう 多重露光機能を使ったことはありますか?多重露光機能が搭載された機種をお使いの場合はぜひ一度活用してみましょう。写真が複雑に重なり合うことで、幻想的な一枚に仕上がりますよ。ベースとなる写真を撮影した後に、抽象的なモチーフを重ねるのがコツです。 多重露光についての詳しい解説はこちら。     テクニックを使うことは明確な「意図」 パシャパシャ気軽に撮るのももちろん大切で、楽しいものですが、今回紹介したテクニックは明確な意図があって試すことになります。「こんなふうに撮りたい」という思いがあるだけで写真はガラリと変わるはず。今回のテクニックを入り口に、写真をワンランクアップさせちゃいましょう。    >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
ISO感度ってなに?ISO感度を上げすぎるとどうなるの?おすすめのISO感度の紹介も。【CURBON写真用語辞典 #30】

ISO感度ってなに?ISO感度を上げすぎるとどうなるの?おすすめのISO感度の紹介も。【CURBON写真用語辞典 #30】

2022.12.05
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る      カメラの用語って難しいものばかり。ISO感度もなんだか難しそうなイメージを醸し出してますよね。でも、その「ちょっと難しそう」を乗り越えて、理解を深めれば上級者へ一歩近づけますよ。今回はISO感度の特徴や設定について解説します。   ISO感度とは? ISO感度とは、「イソかんど」または「アイエスオーかんど」と読み、多くは「イソかんど」と読む傾向にあります。ISO感度とは、「デジタルカメラがどれだけ光をとらえるか」を表す値です。デジタルカメラはカメラに取り込んだ光を電気信号に変えて処理しますが、ISO感度を上げる=電気信号を増幅することとなり、ISO感度を2倍にすると電気信号も2倍になります。ISO100からISO200に感度を上げると、同じF値でもシャッタースピードを2倍まで稼げることになります。   暗い室内や、陽が落ちる直前などはシャッタースピードが遅くなり、写真がブレる原因に。しかし、ISO感度を上げることで、シャッタースピードを速くすることができ、ブレを抑えることができます。数値が上がれば上がるほど、実際に取り込んだ光以上に明るい写真が撮れます。   絞り、シャッタースピード、ISO感度の関係とは? 露出とは、写真を撮るときにカメラに取り込まれる光の量のことを指し、カメラの露出は 「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」3つの要素が関係しあって決まります。自分の撮りたいイメージに合わせてF値、シャッタースピード、ISO感度を組み合わせて「露出」が決まります。   シャッタースピード、絞り、ISO感度についてはこちらでも詳しく解説しています。   ISO感度の役割は? ①暗い場所でも写真がブレにくくなる 暗い場所ではシャッタースピードが遅くなりますが、ISO感度を上げることで、手持ちでもブレにくくなります。三脚を使えればベストですが、手持ちがますとのシチュエーションならば、ISO感度を上げることで手持ちでもブレにくい写真になりますよ。   ②背景を明るく撮影する ISO感度をあげると、特にスタジオでストロボを使用時、背景を明るくすることができます。ISO感度を上げることで、ストロボの設定はそのままでも光が少なく暗くなっている背景をより明るくできるのがメリットです。 ISO感度を上げすぎるとどうなるの?ISO感度を上げることで暗い場所での撮影が可能になるため、一見万能のようにも思えますが、ISO感度を上げすぎるとノイズが発生します。ノイズが発生することで画質が低下し写真がざらついた印象になることも。ISO1600くらいまではそこまでノイズは気になりませんが、ISO3200を超えるとノイズが目立つようになることが多いようです。いざという時のために、ご自分のカメラで試し撮りをしておくと安心ですよ。 おすすめのISO感度は? さまざまなシチュエーションがあるので、一概にこれ、とは言い切れませんが、あくまで参考値として一例を紹介します。ISO感度100~400・・・晴天の屋外、動きのあるものを撮影するときISO感度400~3200・・・屋内での撮影、天気の悪い日や、日没前などISO感度3200以上・・・暗い場所での撮影慣れてくればだんだん感覚が掴めるはず。ノイズが出にくい低めのISO感度から試してみてくださいね。 ISO感度と上手に付き合おう 初めはきっとわかりにくいISO感度。最近のカメラはかなり高い感度まで対応していますが、ノイズのことを考えると大事な撮影には多用しない方が懸命です。ISO3200くらいまでを限度に、さまざま試してみて練習してみましょう。       >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
学生&社会人フォトグラファー100人が撮る「Kodakと過ごすサイコウな時間」参加者募集!

学生&社会人フォトグラファー100人が撮る「Kodakと過ごすサイコウな時間」参加者募集!

2022.12.01
学生&社会人フォトグラファー100人が撮る「Kodakと過ごすサイコウな時間」 学生50人、社会人50人という2つの立場のフォトグラファー総勢100人にフィルムを配り、同じテーマで撮影したらどんな写真が集まるのか?! 100人撮り下ろしプロジェクト、第一弾。 今回のテーマは「Kodakと過ごすサイコウな時間」です! 本プロジェクトに参加したいフォトグラファーを絶賛募集中! Kodakフィルムで撮影いただいたお写真は、プロジェクト特設サイト&Kodak公式SNSにて公開予定です。 ■プロジェクト参加応募方法 Instagram or Twitterにて下記のタグをつけてお好きな写真を投稿。 学生の方は「 #st_lifewithkodak 」社会人の方は「 #soc_lifewithkodak 」 ■募集期間 11月20日(日)〜12月1日(木) ■プロジェクトの流れ 参加が決定したフォトグラファーにフィルムを発送 ↓ 撮影&データご提出 ↓ 特設サイト&Kodak公式SNSにて写真が公開されます(2023年1月頃予定) あなたにとっての「サイコウな時間」をKodakフィルムで撮影してください フィルムの到着から約1ヶ月後にデータにて写真をご提出いただきます ■Q&A 【プロジェクト参加応募について】 デジタルカメラで撮影した写真でも応募可能ですか?→フィルムカメラで撮影された写真でご応募いただけますと幸いです。 学生と社会人、自分はどちらで応募すれば良いでしょうか?→現在学校に在籍されている方は学生枠でご応募ください。ご判断が難しい場合、ご自身のご状況に合った方でご応募をお願いいたします。 プロジェクトへの参加決定はどのように分かりますか?→参加が決定したフォトグラファーに12月初旬頃、Kodak公式SNSよりDMにてご連絡をさせていただきます。 【プロジェクトの流れについて】 フィルムは何本もらえますか?→Kodak PORTRA(ポートラ)400 36枚撮り 3本を予定しております。 撮影した写真のデータは何枚送れば良いですか?→1〜5枚程度お送りください。特設サイトにて公開されるお写真は1枚を予定しております。 フィルムの現像は誰が行いますか?→フィルムの現像とデータ化は参加者に行っていただき、データをお送りいただきます。 撮り下ろしした写真は自分のSNSで使用しても良いですか?→特設サイト公開後でしたら、ご自由にご使用いただいて問題ございません。 ■お問い合わせ先 もしプロジェクトに関するご不明点などございましたら、下記メールアドレスまでご連絡をお待ちしております。 support@curbon.jp 注意事項 ※当プロジェクトへのご参加が決定した方には、Kodak Professional Japan公式アカウントよりDMにてご連絡をさせていただきます。メッセージに記載されている指定期限内にご返信いただけない場合、プロジェクトへのご参加ができない可能性がございますので予めご了承ください。 ※プロジェクトにて公開した写真は、Kodak Professional Japan及びKodak Professional 公式SNS、ENCOUNTER Magazineで紹介、その他関連サイトおよび関連媒体等でもご紹介させていただく場合がございます。その際、トリミングやコメント等の一部抜粋をさせていただく場合がございますことをご了承ください。 ※ご提出いただく写真に使用される著作物、肖像については、ご本人が著作権を有するもの、又は権利者から事前に使用承諾を得たものであるものといたします。ご提出いただく写真に関して万一問題が生じた場合は弊社は責任を負いかねますことご了承ください。
レンズってどうやって選べばいいの?初心者さんのためのレンズ選びを解説!【CURBON写真用語辞典 #29】

レンズってどうやって選べばいいの?初心者さんのためのレンズ選びを解説!【CURBON写真用語辞典 #29】

2022.12.01
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る     世の中にはありとあらゆる種類のレンズが多数存在していますよね。「たくさんありすぎてどれを選べばいいの?」とお悩みの方に、レンズ選びのコツをお伝えします。   どんな種類のレンズがあるの? レンズは大きく分けて「広角」「標準」「望遠」の3種類。同じ場所から撮っても、写る範囲は異なります。   ・広角レンズの特徴は? 広角レンズは、広い範囲を写し撮れるレンズのこと。ダイナミックな写真が撮りたいときにおすすめのレンズ。部屋の中など、被写体までの距離が稼げないシーンでも活躍するレンズです。     ・標準レンズの特徴は? 標準レンズは、見た目に近い写りをするレンズのこと。自然な写りをするため、初心者さんにも扱いやすいレンズ。最初に買うレンズとしてもおすすめです。     ・望遠レンズの特徴は? 望遠レンズは、遠くのものを大きく写せるレンズのこと。大きく写せるかわりに、写る範囲は狭くなる。スポーツなど、近くに寄れない被写体を撮影するときに便利なレンズです。         製品名の「○mm」に注目! どのくらいの範囲を写せるか=焦点距離は、製品名の「○mm」で表されます。フルサイズのカメラで35mmくらいまでを「広角」、35mm〜70mmが「標準」、70mm程度から「望遠」がおおよその基準です。APS-Cサイズの場合はセンサーサイズが違うため、24mmくらいまでが「広角」、50mmくらいから「望遠」がおおよその基準です。   「どれくらいボカせるか」も製品名に。 製品名に含まれる「f/○」という数値で、どれくらいボカせるか=開放F値を判断することができます。数字が小さいほどに、明るくより大きくボカせるという特徴があります。明るいレンズほど高価になる傾向がありますが、f2.8程度のものでも十分ボケ味を楽しめますのでレンズを選ぶ時の目安として覚えておきましょう。   単焦点のメリットは? レンズを見ると「35mm」や「24-70mm」などのような記載がありますが、前者が「単焦点」後者が「ズームレンズ」となります。ズームレンズはさまざまな画角に対応できてお得なようにも感じますが、単焦点の場合はズームレンズよりも開放F値が小さい場合が多いため、より大きくボカせるというメリットがあります。   「マウント」に注意しよう 一つのメーカーの中でも、ミラーレスと一眼レフではレンズを取り付ける部分の規格が異なり、その規格のことを「マウント」と呼びます。ミラーレスでもメーカーによってマウントが異なる場合があるので、購入する前によく確認しておきましょう。   初めてレンズを買うなら単焦点がおすすめ これからレンズを買い揃えるならぜひ、単焦点を試してみてください。「一つの画角しか撮れない」と縛られているような感覚にもなりますが、スマホの場合は自分で寄ったり引いたりしているので、単焦点も同じように寄ったり引いたりすればOK!   自分にぴったりな一本を探そう 何百円のものと違って、気軽に買える値段ではないからこそ慎重になるレンズ選び。もし可能なら、ぜひ店頭で実際に手に取ってみましょう。店員さんに特徴を聴きながら選べばより安心です。自分に合ったお気に入りのレンズをぜひ探してみてくださいね。    >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
「スナップ写真」ってなに?魅力的なスナップ写真を撮るコツを解説!【CURBON写真用語辞典 #28】

「スナップ写真」ってなに?魅力的なスナップ写真を撮るコツを解説!【CURBON写真用語辞典 #28】

2022.12.01
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る     スナップを中心に色々と撮影するけど、なかなか思うような写真が撮れないとお悩みではありませんか?スナップ撮影がもっと上手になるコツとテクニックを紹介!   スナップ写真とは?   スナップ写真とは、日常の出来事や風景の一瞬を捉えた写真のこと。何か特別なセッティングをするのではなく、ありのままを写したものです。街角スナップ、人物スナップなどさまざまな種類のスナップがあります。   スナップ撮影のコツは?   魅力的なスナップ写真を撮るポイント8つ紹介!   ①「絞り優先モード」、または「シャッター優先モード」がおすすめ! いずれかの設定にしておくことで、大きな露出のミスが減らせるというメリットが。一瞬をとらえるスナップには非常に有効なモードといえます。   ②さまざまな画角に対応したい人にはズームレンズ、単焦点なら35mmがおすすめ 一瞬を切り取るスナップには、あらゆる画角に広く対応できるズームレンズが便利ですよ。レンズを交換せずとも、瞬時に最適なフレーミングで撮影できます。単焦点なら35mmがおすすめ。少し寄れば50mmの画角で撮ったような写真に、少し引けば28mmで撮ったかのような画角にすることができますよ。   ③シンプルな構図を心がけよう スナップで大事なのは瞬発力。日の丸構図、三分割構図とさまざまな構図がありますが、あれこれ考えていると、大事なシャッターチャンスを逃してしまうかも…。シンプルな構図を心がけて主役が際立つようにしましょう。     ④連写しよう 決定的瞬間を一枚でとらえるのはなかなか難しいもの。「ここぞ」というタイミングに遭遇したら連写をしてみてはいかがでしょうか。その中からとっておきの一枚を選び取って写真の精度をあげましょう。     ⑤余白を意識しよう 被写体の目線の先に少し余白を作ることでストーリー性を持たせたり、主題の周りに余白を作ることで静かな雰囲気を演出したり…。余白をうまく絵の中に取り入れることで写真がワンランクアップしますよ。一般的には右に重心をおくことで安定感のある絵になりやすいと言われています。     ⑥色々なアングルを試してみよう 目線の高さで撮るだけでなく、低い位置や高い位置からなど、さまざまな目線の高さを試してみましょう。いつもと違う目線になることで新しい発見があるかもしれませんよ。     ⑦カメラをいつも持ち歩いてみよう シャッターチャンスは日常の中に潜んでいるもの。普段からカメラを持ち歩くことで、シャッターチャンスに敏感に。瞬発力と観察眼を鍛えましょう。     ⑧スナップ撮影と相性がいいシチュエーションは? 町並み、路地裏、光の反射、人の温もりを感じるようなシーン、通勤や通学などの日常的なシーン…。これらのシーンはスナップ撮影との相性はばつぐん。本格的なカメラもいいですが、軽くて持ち運びしやすいカメラなどもあると、より気軽に撮影できますよ。     「ちょっとそこまで」にカメラを持って行ってみよう ポイントをもう一つ上げるとしたならば、「とにかくパシャパシャ撮ってみる」。今まで見逃していた光景に出会えたり、自分の思わぬ一面が引き出されることも?ほんのちょっとしたお出かけにカメラを持って行くと楽しい発見があるかもしれませんよ。    >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
雨の日の撮影アイデアは?雨の日に役立つアイテムの紹介も。【CURBON写真用語辞典 #27】

雨の日の撮影アイデアは?雨の日に役立つアイテムの紹介も。【CURBON写真用語辞典 #27】

2022.11.30
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る     雨の日って撮影しづらいと思っていませんか?でも実は雨の日こそ撮影チャンスなんです!雨の日こそ試したい撮影テクニックを紹介します。   「雨」という素材を生かしてみよう ・雨粒が乗った花や葉っぱにクローズアップ! 雨に濡れた花や葉っぱに注目してみると、小さな雨粒がきらきらと輝いているはず。雫を強調するにはマクロレンズがおすすめ。小さな昆虫になったかのような目線で、自然のきらめきを撮影してみましょう。絞りは開放気味で撮影することでボケ感が強まり、キラキラ感が増しますよ。非常に小さい世界なので、マニュアルフォーカスでシビアにピントを合わせましょう。     ・足元に目をやると…? 晴れの日との大きな違いは、地面が濡れて鏡のようになっていること。さまざまなシルエットが複雑に反射して、晴れの日には決して見られない光景が広がっていることも。雨上がりの青空や、夕焼けの写り込みなどを狙うと、よりドラマチックな写真になりますよ。また、日が落ちてからも絶好のシャッターチャンス。街のネオンや車のライトが反射して華やかな印象に。毎日通っている道もいつもと違う表情を見せてくれるはずですよ。     ・家の窓や車窓にも注目! 雨の中を歩きたくない人にも朗報。絞りを開放にして、窓の雨粒にピントを合わせてシャッターを切ってみましょう。キラキラとした雨粒の向こうに映る景色は、なんだかノスタルジックな印象。ホワイトバランスを蛍光灯モードにすると、写真全体が青みがかり、雨の日のクールな雰囲気が出せますよ。     ・ビニール傘フィルターを試してみよう 雨具にはビニール傘を持っていくと、ソフトフィルターとしても活用できるので便利です。被写体に顔の一部を傘で少し隠すように持ってもらったり、レンズ前に差し込んで全面を覆ったりとさまざまな使い方ができますよ。     ・フラッシュ(ストロボ)をたいて多重露光に挑戦してみよう 「パキッとした印象になるから」とフラッシュを敬遠する人も少なくないかと思いますが、雨の日は思い切ってフラッシュを使って使ってみましょう。ベースとなる写真に、真っ暗な空を背景に雨粒をフラッシュ撮影した写真を重ね合わせると幻想的な一枚に。カメラの多重露光機能を使うほか、画像編集ソフトでも多重露光を楽しむことができますよ。     雨の日の撮影に持っていくべきものは? 精密機械であるカメラは、水濡れにとても弱い機材です。水濡れは故障やカビの原因になり、思わぬ出費を招くことも…。カメラを守るための対策を紹介します。   ①レインカバー カメラ本体の水濡れを防いでくれる、レインカバー。ビニール製やナイロン製などさまざまな種類があり、値段もピンキリ。使い勝手や予算に応じて選びましょう。レインんカバーの中に湿気がこもりやすいので、使った後はすぐにカメラを取り出すことをお忘れなく。   ②乾いたタオル カメラをばっちりレインカバーで包んでいても、カメラを操作する手が濡れていたら、その効果は半減。さっと手が拭けるようにポケットやカバンに忍ばせておきましょう。   ③レンズフード レンズの先端を守るためだけでなく、フレアなどの光を防いでくれるレンズフード。外して撮影する方も多いかと思いますが、雨の日にはレンズ先端に取り付けることで水滴がレンズに付くのを防いでくれますよ。   レンズフードは、フレアなどの光を防いだり、レンズの先端を守るために装着するアクセサリーです。レンズは前に飛び出している分、ものにぶつかる可能性が高くなります。ぶつかったときに衝撃を吸収してダメージを最小限にするのがレンズフードの役割のひとつです。雨のときには、パーカーのフードのように水滴がレンズに付くことを防いでくれますよ。   雨の日も撮影を楽しもう♪ 晴れの日を選んで撮影していた方は、今度は雨の日の撮影にも挑戦してみてはいかがでしょうか?晴れの日とはまた違った世界観での撮影をぜひ楽しんでくださいね。    >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
イルミネーションで「玉ボケ」を練習しよう!玉ボケを作り出す4つのポイントとは?【CURBON写真用語辞典 #26】

イルミネーションで「玉ボケ」を練習しよう!玉ボケを作り出す4つのポイントとは?【CURBON写真用語辞典 #26】

2022.11.30
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る     ポートレートや花の背景に入れることで、写真がたちまち印象的になる「玉ボケ」。冬場はイルミネーションで街が彩られているため、玉ボケを練習する絶好のチャンス。玉ボケの撮り方のコツをお伝えします。   玉ボケとは? 玉ボケとは、写真の中で電球などの点光源が丸くボケて写りこんでいるものを指します。条件が整えば、レンズが交換できるカメラなら表現することができるので、特別な機材を新しく揃える必要はありません。     玉ボケを作るためのポイントは? ①点光源を探そう 玉ボケは電球などの光を大きくボカすことで、キラキラとしたボケが生まれます。玉ボケの元となる点光源を探すことが玉ボケの最重要ポイントです。晴れた日は水面や夕陽に照らされた葉っぱなど、太陽の光がさまざまなところに反射して至る所に点光源が出現します。     ②F値は一番小さい値がおすすめ! カメラのF値をなるべく小さい値にすることで、ボケ感が強くなります。おすすめのモードはAv(絞り優先)モード。大口径のズームレンズや単焦点レンズだとさらに大きくボカせます。   ③望遠で撮影しよう さらに大きなボケを狙うためには、なるべく望遠で撮ることも大切なポイントです。ズームレンズの場合は一番望遠側で撮りましょう。35mm換算で70mm以上のレンズを使うと大きなボケが期待できますよ。   ④ピントは画面の手前に合わせよう なるべく手前にピントを持ってくることで、画面の奥が大きくボケて、美しい玉ボケ写真になります。手前に写したい主役が来るように画面構成を考えましょう。     どんな点光源が玉ボケを作りやすいの? イルミネーションなどの光源はわかりやすい玉ボケの材料の一つ。そのほか、木漏れ日や葉っぱの表面の反射、ガラスや金属など方面が光っている素材の反射、水面の反射なども玉ボケの材料になります。日常の中のさまざまな玉ボケの材料を探してみましょう。   レンズに好きな形の被せ物をするだけで、玉ボケの丸を自由な形にすることができます。   玉ボケはキットレンズでも撮れる! 「玉ボケは難しいもの」と思っていた方はぜひ今回の4つのポイントを試してみてくださいね。4つのポイントをしっかり守れば、カメラを買ってきたときについてきたキットレンズでもキレイな玉ボケが作れるはず。もしももっとボカしたくなったら、大口径のズームレンズや単焦点レンズへとステップアップするのもいいかもしれません。冬のイルミネーションで玉ボケ写真を練習して、さまざまなシチュエーションで玉ボケを自在に扱えるようになりましょう。    >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
フィルム写真のことはじめ。フィルム写真のはじめ方、まとめときました。【CURBON写真用語辞典 #25】

フィルム写真のことはじめ。フィルム写真のはじめ方、まとめときました。【CURBON写真用語辞典 #25】

2022.11.24
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る     写ルンですが再注目され、SNS上などでも話題になっているフィルム写真。レトロでおしゃれな仕上がりに憧れて、「フィルム写真、始めてみたい!」という方も多いのでは?「でも、何から手をつければ?」そんな悩める初心者さんのために、フィルム写真のはじめ方をまとめました。   フィルムカメラとはどんなもの? フィルムカメラとは、フィルムを使って撮影するカメラのこと。デジタルカメラはメモリーカードなどにデジタル信号として写真を保存する一方で、フィルムカメラは、フィルムに写真が保存されます。フィルムはメモリーカードのように何度も繰り返し使うことはできず、使えるのは一度きり。撮影するたびにフィルムを新しくする必要があるため、コストがかかっていくのが難点ではありますが、温かみのあるレトロな仕上がりが特徴です。     フィルムにはどんな種類があるの? フィルムは大きく分けて35mmフィルムと120mmの2種類の規格があります。     【35mmフィルムの特徴】 35mmフィルムは一眼レフやコンパクトカメラに使用するフィルムを指します。35mmのカメラは様々なメーカーから数多くのフィルムカメラが製造されているため、選択肢が豊富であることが大きなメリット。撮影枚数は24枚〜36枚。     【120mmフィルムの特徴】 35mmの一眼レフに比べるとカメラの選択肢は狭まりますが、フィルムの幅が広いため、より良い画質が得られます。「中判カメラ」とも呼ばれています。撮影枚数は8〜16枚程度でカメラによってその数が変動します。     フィルムには「色」の種類もあるの? サイズの他に、色で仲間分けするとカラーネガフィルム、白黒フィルム、カラーポジフィルムの3種類に分類されます。   【カラーネガフィルム】 カラーネガフィルムとは、「写ルンです」にも使用されている、一番スタンダードなフィルム。フィルム上では色が反転した状態になっています。近くのお店ですぐ現像してもらえるほか、値段もお安め。一番使い勝手がよいので初心者さんにおすすめのフィルムです。     【白黒フィルム】 白黒フィルムとは、レトロな雰囲気を楽しみたいなら白黒フィルムがおすすめ。カラーとはまた違った写真を楽しむことができますよ。現像の道具を揃えることで、自宅で現像できるのも魅力のひとつです。   【カラーポジフィルム】 カラーポジフィルムとは、色が反転するネガに対して色が反転しないフィルムのこと。リバーサルフィルムとも呼ばれています。風景をより鮮やかに映し出してくれるフィルムですが、白飛び、黒つぶれしやすくもあるため、上級者向きのフィルムです。     現像ってなに? デジタルカメラは撮ったその場で写真を確認できますが、フィルムカメラは撮ってもすぐ確認することはできません。フィルムを一本撮り終えてどんなふうに写っているかは「カメラのキタムラ」などの写真屋さんで「現像」という薬液処理を経てはじめてその写りを確認できるようになります。白黒写真は自宅現像も可能ですが、カラーネガフィルムはもう少し高度な現像技術が必要となるため、お店での現像がおすすめです。最短1時間ほどで仕上がり、現像料金は1000円前後の場合が多いです。   現像とセットで注文したい、プリントやスマホ転送 注意したいのは現像=写真プリントではないということ。現像はフィルムが「写真のもと」として見れるようになる処理のことで、そのままでは写真にはなりません。お店で現像をお願いするときはプリントや、フィルムをデータ化してもらいスマホ転送をオプションでつけるのがおすすめです。   どんなカメラを選べばいいの? 一番悩むのがカメラ選び。フィルム以上に種類がたくさんあるので、どこから手をつければいいの?と思ってしまいますが「どんなふうに写真を撮りたいか」をポイントに選ぶことで自分にぴったりなカメラを探し出すことができますよ。   すぐに手に入れたいなら「写ルンです」 今すぐ試せてお手軽な「写ルンです」などの使い捨てカメラがおすすめ。機能は最小限に絞られていますが、フィルムならではのドキドキ、ワクワク感が味わえますよ。   気軽にパシャパシャ撮ってみたいなら「コンパクトカメラ」 カメラに全部おまかせでとにかくパシャパシャ撮ってみたいなら、コンパクトカメラがおすすめ。値段は数千円〜十数万まで幅がありますが、まずは気軽に数千円のものから試してみては?   カメラの操作やシャッター音を楽しみたいなら「一眼レフ」 せっかくだから本格的に!という方には一眼レフがおすすめ。絞りやシャッタースピードを自分で操作することで、写りの違いを楽しむことができますよ。デザインや値段のバランスをみながら、お気に入りの一台を探してみましょう。   フィルムカメラを持っておでかけしてみよう! フィルムカメラってハードルが高いようにも思えますが、「写ルンです」なら買ってすぐ楽しめますし、現像もお店に出すだけでOK!フィルムの面白さにハマったら、ぜひお気に入りの一台を探してみてくださいね。 フィルム写真の作例を紹介する連載はこちら https://encounter.curbon.jp/camera/    >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
今撮りたいのは透明感のある写真♡撮り方のコツは?【CURBON写真用語辞典 #24】

今撮りたいのは透明感のある写真♡撮り方のコツは?【CURBON写真用語辞典 #24】

2022.11.21
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る     透明感のある写真の撮り方は? SNSなどで人気の透明感のある写真って憧れますよね。どんなふうに撮ると透明感のある写真になるのでしょうか。その特徴と、透明感のある写真の撮り方のコツを解説します。     写真における透明感とは? 写真における透明感とは、 ・明るく、コントラスト低めな写真であること ・写真全体が少し青みがかった雰囲気であること ・優しい色合いであること などが主な特徴として挙げられます。 透明感のある写真を撮るコツは? ①色合いを揃えよう 透明感のある写真を撮るためのファーストステップは、「画面に写るものの色合いを揃えること」です。透明感が演出しやすい色合いは青や無彩色系の色味。先述したように、コントラストを低くすることも重要なポイントとなりますので、なるべく優しい色味の青や無彩色を意識しましょう。火花や水面に映る光などは写真の中の良いアクセントになりますが、黒や原色などの要素が入ると透明感を損なう原因にもなりますので、なるべく避けるようにするのがポイントです。     ②逆光を意識してみよう カメラが光源に向かっている(被写体の背中側に光源がある)状態を逆光と呼びますが、透明感を写真に取り入れたい場合は特に逆光を意識して撮影しましょう。被写体の横から光が当たる「サイド光」もおすすめですよ。 (逆光についての解説はこちら / 光の向きに関する解説はこちら)       ③「透け感」を意識しよう 色味、逆光を意識してみたのにまだ透明感が足りないと思ったら「透け感」が原因かも?写真の中に写っているものに水やガラスなどの「透けているもの」はありますか?例えば写真の中に陶器など透け感のない素材が写っている場合は、器をグラスなどに変えてみましょう。透明なものを写真の中に取り入れ、逆光で撮影するとキラキラ感が増し、透明感がさらにUPしますよ。   コツをおさえて透明感のある写真を楽しもう♪ 透明感のある写真ってハードルが高そう…と感じていた人も多いのでは?今回解説した3つのポイントをおさえて、透明感をご自身の写真にも取り入れてみてくださいね。      >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!