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日本で撮った写真に、Opriscoさんのプリセットを使ってみた!

写真を学ぶ第一歩。「F値」って何だろう?背景をきれいにぼかすには?【CURBON写真用語辞典 #10 】

写真を学ぶ第一歩。「F値」って何だろう?背景をきれいにぼかすには?【CURBON写真用語辞典 #10 】

2022.10.07
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る   旅行先で素敵な写真が撮れたら、休日に訪れたカフェでケーキのおいしそうな写真が撮れたら、子どものかわいい写真が撮れたら…とカメラを買ってみたものの、なかなか思い通りの写真が撮れないとやきもきするもの。感じたままに写真を撮るのももちろん大切ですが、ちょっとしたコツを覚えるだけで写真がワンランクアップ!今回は「F値」について解説します。   「F値」とは? F値とは、レンズから入る光の量を数値化したもの。「絞り値」とも呼ばれています。F値を小さくすると光の量が多くなり、大きくすると光の量が少なくなります。     F値とボケの関係性は? 「F値は小さければ明るくなり、大きければ暗くなる」と先述しましたが、そのほかにも「F値を小さくすればボケ感が強まり、大きくすれば全体がくっきり写る」という特性もあります。       ここで言う「ボケ」とは、ピントが合っている範囲外で写真がぼやけていることを呼びます。写真の中で「どれくらいの範囲をぼかすか」を表したものが「F値」です。F値が小さくなるほどピントが合う範囲は狭まり、ピント位置から離れるほどにボケが強まります。反対に、F値が大きくなるほどピントが合う範囲が広くなり、被写体も背景もボケが少なく、くっきりとした印象になります。     背景をしっかりボカすコツはズバリこれ! F値を小さくすることでボケが強まることが分かりました。F値以外にも背景をしっかりボカすためにはさらに、「焦点距離」と「被写体との距離」がカギとなります。 ①F値…小さくする②焦点距離…長くする ③被写体との距離…被写体はカメラに近づけ、背景からは遠ざける(被写体がカメラに近いほど背景がボケて、被写体が背景から遠いほど背景がボケる)   焦点距離って何? 焦点距離とは、簡単に言うとレンズに表記されている「○mm」で表される数値のこと。ズームできない単焦点レンズなら「35mm」「50mm」など数値が一つだけ表記されていて、ズームレンズだと「24-70mm」「70-200mm」など、二つの数値が表記されています。 24-70mmなら、24mmで使うときは焦点距離は「24mm」となり、35mmにズームしたときの焦点距離は「35mm」となります。その数値を大きくすることを「焦点距離を長くする」と言います。 焦点距離の短い24mmなどの広角レンズでも「F値を小さく」「被写体とカメラを近付ける」を守れば背景をボカすことができます。   F値が変わると、写真はどう変わるの? 実際撮影するときはどんなF値を設定するのがいいのでしょうか。実例を元に見ていきましょう。 ■f1.4~f2.8 しっかりぼかして被写体を際立たせたいとき、暗いところで手持ちで撮りたいときなど  被写体の背景がしっかりボケている写真が撮りたいときにおすすめのF値。木漏れ日や電球などを背景にすると光が丸くキラキラと光った「玉ボケ」が美しい写真になりますよ。暗いところで手持ちで撮るときは、シャッタースピードも低くなるので、しっかり脇をしめてカメラがブレないように気をつけてくださいね。   ■f4〜f5.6 ほど良いぼけ感がほしいとき、シャッターチャンスを優先したいときなど 標準ズームレンズや、カメラとセットで売っているレンズの最小F値であることが多いF4〜F5.6。背景のシチュエーションも生かしつつ、ほど良くぼかしたい時におすすめのF値です。動きのある被写体を撮るときにもブレにくいため、スナップ写真など一瞬を逃したくない写真を撮るときにもおすすめです。   ■f8〜f11 シャープな写真が撮りたいとき、細部までくっきりとした写真が撮りたいときなど レンズの性能を一番生かせる値ともいわれていて、風景写真などで定番のF値です。集合写真などにもおすすめのF値。風景写真はブレていないことも大事な要素となりますので、三脚をお忘れなく。     ■f14~22 「光芒」を出したいとき、ボカしたくないとき、スローシャッターで撮りたいとき  太陽のイラストのような「光芒」(こうぼう、と読みます。光の筋のこと)を出したいときや、建造物などを隅々までくっきりと写したいときのほか、夜の道路を走る車の流れを撮りたいとき、川の水の流れを撮りたいときなどにおすすめのF値です。   いろいろなF値で撮ってみよう F値ごとに特性がそれぞれあり、「とにかく背景がボケていればいい写真」というわけでもありません。「そのとき自分がどんな写真が撮りたいか」というのがF値選びのポイント。さまざまなF値を試しながら、さらなるステップアップを目指しましょう!   >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
コスモスの写真編集を紐解く|小春ハルカ Lightroomプリセット

コスモスの写真編集を紐解く|小春ハルカ Lightroomプリセット

2022.10.05
秋の花といえばコスモス。毎年撮影するという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 今日はそんなコスモスをより魅力的に見せるための写真のレタッチについて、フォトグラファーの小春ハルカさんに解説いただきました。     レタッチビフォーアフター! 今回解説いただくお写真はこちらのお写真です。コスモスのかわいらしい雰囲気が表現されていますね。   〈before & after〉 写真編集はLightroomで行う 小春ハルカさんは、レタッチ作業をLightroomで行っています。 今回は現在CURBONで販売中のプリセット「Ciel fleur Collection」に含まれている「03-backlight」をベースに使用しました。   1)明るさを調整   今回使用したプリセットは、逆光で撮影したお花にマッチし、淡くドラマチックな印象になるのが特徴です。コスモスのキラキラとした雰囲気を表現するために、プリセットを適用後に全体的な明るさを上げます。   2)ふわっと明るいイメージに持っていく 全体の明るさを上げたあと、 ・「シャドウ」を上げる・「かすみの除去」を下げる という2項目を行うことで、明るいイメージの写真になりました。   3)被写体を強調するため、色を調整 今回使用したプリセットは暖色の色味(アンバー・オレンジ系の色味)が強いのが特徴。逆光で撮影した写真でもあり、全体的に赤みが強い写真になっているので、少しコスモスのピンクを強調させます。 色を強調させる項目として、使うのがこの「カラーミキサー」の項目。 それぞれの色別に細かい調整ができるようになっています。 今回はピンク系の色の「彩度」をプラス方向に上げて調整しています。   4)全体的に引き締める コスモスの花びらが光に透けているので、この立体感を強調し、メリハリのある写真にするために「コントラスト」を少し上げました。   5)完成! 立体感がありながらも、やわらかさ・かわいさを表現した写真に仕上がりました!   使用したLightroomプリセット 今回は小春ハルカさんが作成したプリセット「Ciel fleur Collection」に含まれる「03-backlight」を使用しました。 小春ハルカさんコメント このプリセットは全体的にアンバー寄りに設定をしているので、暖かく柔らかい雰囲気に仕上げることができます。 特に、秋〜冬は日差しは柔らかく、逆光での撮影がさらに楽しくなる季節。これからの季節におすすめのプリセットとなっております!    花写真以外にも 記事で解説したのはコスモスの写真でしたが、もちろん風景や日常写真などでもプリセットを使用することができますよ。CURBONスタッフが撮影した写真にプリセットを適用してみたので、参考にしてくださいね。   ■プリセット「03-backlight」適用後、露出を+0.7   ■プリセット「03-backlight」適用後、露出を+0.1       「レタッチ」をして自分らしい写真を作ろう 撮影した写真をより魅力的に見せるレタッチ。自分好みの色や質感を表現できるので、ぜひみなさんもお試しください!   CURBON発のLightroom「プリセット」はこちらでも紹介しています。     ■本記事に登場したフォトグラファー 小春ハルカ▼Twitter▼Instagram 季節の花や夕焼け空、何気ない田舎の景色など、日々過ごしていく中で身近に感じる「心動かされる瞬間」を撮影。花と風景の淡色世界を表現している。      写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!      
写真を学ぶ第一歩。構図って何?6つの構図をマスターして「写真が上手な人」になっちゃおう。【CURBON写真用語辞典 #08 】

写真を学ぶ第一歩。構図って何?6つの構図をマスターして「写真が上手な人」になっちゃおう。【CURBON写真用語辞典 #08 】

2022.10.04
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る   旅行先で素敵な写真が撮れたら、休日に訪れたカフェでケーキのおいしそうな写真が撮れたら、子どものかわいい写真が撮れたら…とカメラを買ってみたものの、なかなか思い通りの写真が撮れないとやきもきするもの。感じたままに写真を撮るのももちろん大切ですが、ちょっとしたコツを覚えるだけで写真がワンランクアップ!今回は「構図」について解説します。スマホで撮影する時にも応用できるテクニック満載ですよ。   構図とは? 構図とは画面構成のことを指します。撮り方のパターンがいくつかあり、そのパターンを真似することで初心者さんでもおさまりの良い写真を撮れるようになるテクニックのことです。聞きなれない言葉も出てきますが、怯まないで挑戦してみましょう!   構図パターンを紹介! ■三分割構図 三分割構図とは万能に使える基本の構図で、人が「バランスが取れている」と感じる代表的なパターン。葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」にも使われている構図です。撮り方は、縦横3分割した線の交点に、撮りたい被写体を合わせるだけでOK。カメラのファインダーの中に三分割の線が表示されているものも多いので、撮るときに少し意識してみましょう。       ■対角構図 対角構図とは、写真を対角に分割した線の上に被写体を配置する構図のこと。写真に奥行きを出したり、躍動感を演出したりすることができます。手前が大きく写り、迫力が出るので橋などの大きな建造物や電車や飛行機などのダイナミックで動きのあるものを撮影するときにぴったりの構図です。   ■日の丸構図 日の丸構図とは、真ん中にポイントを配置する構図のこと。主題がはっきりするため、意図がとてもわかりやすい構図です。背景をぼかしたり、大胆に近づいて撮影することで存在感をアピールすることができます。       ■額縁構図 額縁構図とは、被写体の周りを葉っぱや花、窓枠などを額縁に見立てた構図のこと。見る人の視線を中心に誘導させる効果があります。建築物は門や窓など、被写体を囲む要素がたくさんあるので、額縁構図を作りやすいスポットの一つ。額縁構図の練習にもおすすめです。     ■S字構図 S字構図とは、写真の中にアルファベットの「S」のような曲線を取り入れる構図のこと。川の湾曲のほか、曲がりくねった山道や、料理の写真などがS字構図で撮影しやすいものです。動き、奥行きを表現できるほか、曲線の要素が写真に柔らかい印象を与えてくれます。   ■C字構図 C字構図とは、S字構図と同様に、写真に「C」のような曲線を取り入れる構図のことです。料理のレシピ本などでも定番の構図。お皿の全部を写真に入れるのではなく、一部をフレームアウトさせることで「C」の形になります。少し寄ることで料理をより大きく写すことができ、情報が整理された写真に近づきます。     いろんな構図を試してみよう! 写真の楽しさに目覚めると「早く素敵な写真が撮れるようになりたい!」と思うもの。たくさん撮って場数を踏むのも大切ですが、最初に決まりごとを覚えてしまえば早い段階から質の良い写真が手元にたくさん残せますよ。色々な知識を吸収しながら、さらなる写真の上達を目指しましょう♪   >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
写真を学ぶ第一歩。「アングル」って何だろう?「ポジション」と一緒に覚えて写真の幅を広げよう!【CURBON写真用語辞典 #07 】

写真を学ぶ第一歩。「アングル」って何だろう?「ポジション」と一緒に覚えて写真の幅を広げよう!【CURBON写真用語辞典 #07 】

2022.10.03
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る       旅行先で素敵な写真が撮れたら、休日に訪れたカフェでケーキのおいしそうな写真が撮れたら、子どものかわいい写真が撮れたら…とカメラを買ってみたものの、なかなか思い通りの写真が撮れないとやきもきするもの。 感じたままに写真を撮るのももちろん大切ですが、ちょっとしたコツを覚えるだけで写真がワンランクアップ!今回は「アングル」と「ポジション」について解説します。スマホで撮影する時にも応用できるテクニック満載ですよ。   アングルとは? 「アングル」とは、カメラの角度のことを指します。上から見下ろすような角度で撮影する「ハイアングル」、カメラを水平に構えた「水平アングル」、下から見上げるように撮影する「ローアングル」の3種類に分類されます。   ポジションとは? 「ポジション」とは、カメラを構える高さのことを指します。こちらもアングルと同じように3種類に分かれています。目線よりも高い位置でカメラを構えることを「ハイポジション」、目線の高さでカメラを構えることを「水平ポジション(アイレベル)」、目線よりも低い位置でカメラを構えることを「ローポジション」と言います。   アングルが変わると何が変わるの? ■ハイアングル ハイアングルは見下ろして撮るアングルのため、客観性やかわいらしさを表現するのに適しています。 ハイアングルの代表的な例としては料理写真が身近な例です。料理写真は斜め45度と真上から撮る「俯瞰」撮影がよく使われるアングルです。料理のおいしさを強調したいときは斜め45度で撮り、盛り付けやテーブルセッティングまでしっかりと見せたいときには俯瞰で撮影するなど使い分けると同じシチュエーションでも印象の違う写真を撮ることができます。   人物や動物の場合は、ハイアングルで撮影すると顔が大きく、体が小さく写ることでかわいらしさやあどけなさが強調されます。被写体にカメラ目線をもらうことをお忘れなく!自然と上目遣いになり、しっかりと表情も写るためより印象的な写真になりますよ。 展望台で撮影する写真もハイアングルの写真で、ハイアングルとハイポジションを組み合わせた例といえます。旅先などで街並みを撮影するときは広角レンズを使うのもおすすめ。街並みを壮大に表現することができます。   ■水平アングル 水平アングルは、普段見ている景色とあまり変わらない角度のため、自然な見え方をするアングル。安定感や安心感を与えます。 水平アングルの代表的な例としては、証明写真を思い出してもらうとイメージがつきやすいかと思います。被写体の姿や形を見たままの形を伝えられるため、動物の写真、お花の写真、商品の撮影などによく使われるアングルです。また、ハイアングルで撮影する子どもの写真はかわいらしさが際立つ写真でしたが、水平アングルで撮影すると、友達や兄弟のような目線になります。日常のひとコマを自然に切り取ったような印象に。     ■ローアングル ローアングルは見上げて撮ることで、堂々とした感じや凛々しさを強調できるアングルです。下から上に向かってカメラを向けることを「あおり」とも呼びます。目を惹きつけるような写真にしたいときにおすすめです。 人物撮影においてはかわいらしさが強調されるハイアングルに対し、ローアングルはかっこよさが強調されるアングル。脚長効果もあるので、被写体をスタイル良く撮りたいときにもおすすめです。車やバイク、建物などはローアングルで狙うと空を入れ込むことができ、ダイナミックでかっこいい印象にすることができます。ハイアングルやローアングル撮影時は、モニターが可動式の機種の場合は、モニターの位置を調節しながら撮影すると楽な姿勢で撮影できますよ。     いろんなアングルとポジションを試してみよう! 特別な機材を用意しなくても写真の印象をガラリと変えることができる、アングルとポジション。ぜひいろんな組み合わせを試してみてくださいね。     >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
「ハーフカメラ」がレトロで楽しい!いつもの2倍とれちゃうおトクなカメラって知ってた?おすすめハーフカメラの紹介も。

「ハーフカメラ」がレトロで楽しい!いつもの2倍とれちゃうおトクなカメラって知ってた?おすすめハーフカメラの紹介も。

2022.09.30
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る     ハーフカメラとは? ハーフサイズカメラの略称で、35mmのフィルムを半分のサイズで撮影できるカメラのことです。   2倍撮れるってどういうこと? 1コマの半分のサイズで撮影できるので、27枚撮りフィルムなら54枚、36枚撮りフィルムなら72枚撮れるということです。ハーフサイズカメラが流行したのは1960年代。当時、フィルムは高級品だったため、2倍撮れるハーフカメラは経済的なカメラとして話題となりました。デメリットは画質も1/2になること…。でもそれも「味」と割り切って楽しく撮るのがハーフカメラの楽しみ方といえます。   1コマの中でストーリー性を作れる 基本的にハーフカメラは横向きにセットしているフィルムを縦に半分ずつ使うため、縦構図の2枚の写真が1枚の組写真になります。あらかじめストーリー性を意識して撮影するのも面白いですが、気にせずバシャバシャ撮って後から見返すのも意外な組み合わせになって面白いですよ。もちろん、半分サイズの写真を一枚ずつ楽しんでもOKです。   スマホみたいな画角が楽しい! 先述した通り、ハーフカメラはそのほとんどが縦位置のデザイン。つまりスマホの画角と同じになるので、フィルムカメラながらなじみのある画角で撮れるのもハーフカメラならではの魅力です。   小さくてかわいい! フィルムの横幅が半分なので、その分ボディもコンパクト。ポケットにおさまるようなサイズの物もたくさんあって、とにかくかわいいんです。   おすすめのハーフカメラ4選 ・初代オリンパス・ペン(OLYMPUS PEN) 1960年代のハーフカメラブームの火付け役となった初代オリンパス・ペン。「6,000円で売るカメラ」をコンセプトに設計されたカメラ。シンプルな構造ながら、当時のプロ用上級機種と同レベルのレンズを搭載することで、プロカメラマンのサブカメラとしても重用されたほど。   (上写真はOLYMPUS PEN EES-2の作例)   ・Canon Demiシリーズ   ハーフサイズブームの中、Canonから発売された「Canon Demi」シリーズ。「デミ」とは、フランス語で半分を意味する言葉。かわいらしい外観ながら、実像式ファインダーであることや、F2.8の明るいレンズを搭載していること、セレン光電池露出計を内蔵するなど高性能、高機能で人気を博した。     ・RICOH AUTO HALF まるでおもちゃのような見た目のリコーオートハーフ。自動露出で焦点距離も固定の押すだけのお手軽なカメラ。自動でフィルムを巻き上げてくれるので、初心者さんにも優しい設計。オートハーフは多数モデルが存在するため、さまざまなバリエーションが楽しめるのも魅力の一つ。   (上写真はRICOH AUTOHALF SE2の作例|Photographer・hikage @higagenoiro) >>RICOH AUTOHALF SE2|リコーのフィルムカメラ|#わたしのカメラ|vol.035   ・京セラ サムライ(Kyocera Samurai)シリーズ 小さくてコンパクトなハーフカメラの中では比較的大型の機種。最大の特徴は、フィルムが縦送りになっているため、ハーフカメラながら横位置で撮影できること。ズームレンズを搭載しているため、さまざまな画角に対応できるのもユニークなポイント。     ・Kodak EKTAR H35 2022年7月1日に発売されたハーフカメラ。手のひらに収まるコンパクトなサイズ感で、その重さはわずか100g。「レトロでかわいい」とSNS上などで大きな話題となり、発売当初は売り切れが続出するほどの人気ぶり。フラッシュはレンズ部分を動かすことでチャージされる仕組み。     次に買うカメラに「ハーフカメラ」はいかが? 数あるカメラの中でもデザインがユニークな物も多くあるハーフカメラ。近年まで中古のものが主流でしたが、Kodak EKTAR H35のような新品で買えるカメラもちらほら登場するようになりました。1万円を切る機種もたくさんあるので、見た目のかわいさだけでカメラを選んでみては?     >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
《エプソン×CURBON 》#形に残したい私の写真 - フォトコンテスト結果発表

《エプソン×CURBON 》#形に残したい私の写真 - フォトコンテスト結果発表

2022.09.30
    エプソン×CURBON 記事公開を記念し、2022年8月19日(金)- 9月15日(木)に『#形に残したい私の写真フォトコンテスト』を開催いたしました! 当コンテストは、“プリントしたい”と感じる写真1枚を選んで参加するシンプルな内容でありながら、記事を読んでから参加すると、「写真を形に残すこと」の魅力にさらに気付ける企画となっています。     応募された作品は、微笑ましい家族の様子や、何気ない子どもの表情など、忘れたくない瞬間で溢れており、どの写真も素敵な写真ばかりでした。 今回はそんな作品たちのなかから選び抜かれた、受賞者の作品を発表させていただきます。   特別審査員のご紹介   家族の愛のカタチをリデザインする情報サイト「コモドライフ」で連載ページを持つ。 インスタでは7万人以上のフォロワーを持ち、多くの年齢層の支持を得ている。 愛知県在住で2人姉妹のママ。 子どもとの愛おしい日々をカメラに収め、インスタグラムにアップする日々。 2015年にシグマフォトコンテスト優秀賞を受賞。   最優秀賞 5名 相武えつ子オリジナルポストカード+『EW-M973A3T』でプリントしたA4写真   Ryosuke Nobutokiさん   相武さんコメント キャプションがMOTHER。母なる大地を想像させるような面白いお写真です。このミニマムさだからこそ想像を掻き立てられます。日に日に変化するであろうお腹の曲線をとても美しく撮られてると思いました。   yurieさん 相武さんコメント キャプション通り、なんでもないからこそ残したい気持ちが溢れてます。ご家族の今を、ありのままを丁寧に撮られてるお写真だと思いました。少し広めに撮られてるのもこの日の情景が伝わると思います。   konatsumugiさん 相武さんコメント お子さんが脇役ながら一緒に眺められてる様子にあたたかさを感じました。この景色も、一緒に過ごした時間も忘れたくないという少し切ない気持ちも感じます。形にしないと忘れてしまうような何気なくも美しいお写真だと思います。   みっコさん   相武さんコメント みなさんがそれぞれで、だからこそ「らしさ」を感じるようなお写真です。「らしさ」が写るお写真は時間が経つほどに宝物になると思います。モノクロの光や質感の表現も美しいです。   kazukiさん 相武さんコメント 家族のありのままの姿をそっと大切に撮られてるような距離に穏やかな視点を感じました。きっとこの景色は覚えてないだろうから写真に残したいという気持ちも穏やかな中に強く感じます。   優秀賞 10名 『EW-M973A3T』でプリントしたA4写真   きむら こうすけさん     mana┋兄弟ママ┋日常写真┋家族写真さん   natsu 𓅰さん   菊月江さん   tomoeさん   KaoriBitoさん のさん   asuさん     ゆかり(Aichi)さん   ruuさん    たくさんのご応募ありがとうございました!
ミラーレス初心者にもおすすめ!コスパ抜群の「オールドレンズ」って?【CURBON写真用語辞典 #06 】

ミラーレス初心者にもおすすめ!コスパ抜群の「オールドレンズ」って?【CURBON写真用語辞典 #06 】

2022.09.30
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る       オールドレンズとは? オールドレンズとは、一般的にフィルムカメラの交換用レンズのことを指します。 彩度やコントラストがマイルドで、レトロで柔らかな仕上がりになることが多いのが特徴です。アクセサリーを用いることで、デジタルカメラにも装着することが可能です。     SNS上でもオールドレンズは大人気!オールドレンズを使って素敵な作品作りをしているフォトグラファーさんを紹介します。    オールドレンズで撮影しているフォトグラファー 岩倉しおり @iwakurashiori   この投稿をInstagramで見る iwakura shiori 岩倉しおり(@iwakurashiori)がシェアした投稿  香川県在住の写真家。うつろう季節、光を大切におもにフィルムカメラにて撮影している。地元、香川県で撮影した写真を中心にSNSで作品を発表する他、写真展の開催。CDジャケットや書籍のカバー、広告写真などを手掛ける。2019年3月、初の写真集『さよならは青色』(KADOKAWA)を出版。   もなみん @and_mona  この投稿をInstagramで見る もなみん | 写真と手書き文字💠Monami Minase(@and_mona)がシェアした投稿  東京在住の写真作家・フォトグラファー・手書き文字作家。ナチュラルな写真や、フィルムカメラの味のある写真を得意とし、友人と過ごす瞬間や地元・聖蹟桜ヶ丘の街の写真をメイン撮影している。企業PRなどの撮影、写真系メディアでの執筆など、幅広く活動中。昨年本格的にはじめた、雰囲気のある手書き文字「もな文字」には多くの反響があり、大手企業のロゴ制作を手がけるなど、文字作家としても活動している。 kanako  @_kanakoara_ この投稿をInstagramで見る kanako | 陰影と物語性| 写真教室開催中(@_kanakoara_)がシェアした投稿  1995年生まれ、長崎県出身。平日は会社員、休日は九州を拠点にフォトグラファーとして活動。 主にポートレートや物撮りを得意とする。2020年にはCanon fotomoti×curbon主催の次世代スター発掘キャンペーンにて、次世代スターに選ばれ、活動の幅を広げている   井上哲志|Satoshi Inoue @metaphor_472 この投稿をInstagramで見る Satoshi Inoue|井上哲志(@metaphor_472)がシェアした投稿  2000年生まれ千葉県出身、大学在学中。コロナ禍で大学生活の行き詰まりから、写真を始める。「心を動かす、何ともない素敵な日常。」をテーマに撮り続ける。1年半でSNSの総フォロワー数は現在9万人と、人気急上昇中のフォトグラファー。雑誌やメディア掲載から企業とのタイアップなど、若くして活動の幅を広げている。   オールドレンズの魅力は? ①美しく幻想的なゴーストやフレアが楽しめる ゴーストやフレアとは、レンズに光が反射することで、写真の一部が白っぽくなったり、光の玉や虹のような光の帯が写り込む現象のことです。レンズの欠点とも思われがちですが、写真にうまく取り入れることでノスタルジックな雰囲気を楽しめます。カメラが太陽の方向を向いているとゴーストが入りやすくなります。 ②レンズの種類が多い オールドレンズはフィルム時代からの長い歴史があります。「オールドレンズ」と調べると、ニコンやキヤノン、ペンタックス、ミノルタ、カールツァイスなど様々なメーカーのレンズが見つかります。数ある中から、自分好みの一本を探すことができますよ。   ③比較的安価であること オールドレンズは中古商品が中心となります。状態もさまざまですが、最新のレンズと似たスペックの中古の美品が数千円で手に入ることも。加えてその性能も申し分なし。また、オールドレンズは手ぶれ補正やAFモーターなどが付帯しないシンプルな構造で電子接点がないため、故障しにくいレンズといえます。   ④マウントアダプターを付けることで、さまざまなカメラで使うことができる マウントアダプターとは、マウント(カメラとレンズの接続する部位のこと)の異なるカメラとレンズをつなぐためのアクセサリー。カメラ用品店だけでなく、Amazonなどのネットショップでも多数取り扱いがあり、数千円で手に入れることができます。アダプターを付けることで、惚れ込んだオールドレンズと手持ちのカメラのメーカーが違っていても使用可能になります。もちろんデジタル一眼レフでも使用可能に。   オールドレンズで新しい表現をしてみませんか? どこか儚げで、柔らかくて優しい写真が撮れちゃうオールドレンズ。日常使いにはもちろん、ポートレートでもお花の撮影でも、旅行先でも素敵な写真を残してくれること間違いなし。いつもの機材に一本プラスしてみてはいかがでしょうか。     >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
ケーキをかわいくおいしそうに撮りたい!料理写真が得意な写真家紹介と、いいねがもらえる料理写真の撮り方のコツ

ケーキをかわいくおいしそうに撮りたい!料理写真が得意な写真家紹介と、いいねがもらえる料理写真の撮り方のコツ

2022.09.30
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る   食べるのがもったいないほどきらびやかなケーキ。せっかくだから写真に残しておきたい!って思いますよね。自己流で突き進むのももちろん一つの方法ですが、まずは料理写真が得意な写真家さんの構図や作風を参考にしてみては?料理撮影を得意とするさまざまなフォトグラファーさんを紹介します。   料理撮影を得意とするフォトグラファーの紹介 茶々 @chachaya この投稿をInstagramで見る 茶々 | Chihaya Kudo | 時を止めるフォトデザイナー(@kissa_chachaya)がシェアした投稿   秋田在住のフリーランスフォトグラファー。心を動かす深みのある風景写真と料理写真が得意な茶々さん。CURBONが運営する「ENCOUNTER MAGAZINE」では、レタッチ記事のコラムの掲載も。 >>コラム記事はこちら   Nana* @necozalenky_life  この投稿をInstagramで見る Nana*(@necozalenky_life)がシェアした投稿   商品広告撮影の他、フォトセミナー等で講師として活動されているNana*さん。 作家ものの器などを扱うライフスタイルセレクトショップ「AURORA」のオーナーでもあり、テーブルフォトを中心に、日常を切り取った写真をSNSにアップしています。料理と器の組み合わせがとってもステキ。インスタは一見の価値ありです。 中野晴代 @haruyonakano この投稿をInstagramで見る 中野 晴代(@haruyonakano)がシェアした投稿   静岡県在住で、会社員をしながらフォトグラファーとしても活躍中の中野晴代さん。旅の記録や美味しいもの、テーブルフォトをメインに撮影されています。2019年6月に共著「インスタグラム商品写真の撮り方ガイド」、2021年7月に共著「Instagramあたらしい商品写真のレシピ」出版するなど精力的に活動。写真は優しく落ち着いたトーンで、ずっと見ていたくなります。 ひとくちに料理写真といえど、フォトグラファーによってさまざまなアプローチがありますね。しかし、いざ「撮ってみよう!」と思っても、お皿を用意したり、小道具を用意したりとさまざまなハードルが…。そんなときはおしゃれなカフェに出かけたときなどにスマホの撮影から初めてみるのはいかがでしょうか。   スマホでも上手に撮れる!料理写真のコツ ①自然光を使う これだけでも写真が見違えるポイントです。なるべく窓の近くで撮影することで写真全体が明るく優しい印象になりますよ。夕方の光はコントロールが難しいので午前中がおすすめです。   ②光の向きに注目する   被写体の背後から光が当たる光の向きを「逆光」と言いますが、料理は逆光、または横から光が当たる「サイド光」で撮影することで立体感がでたり、みずみずしさが際立って雰囲気がぐっと変わりますよ。   ③補助光を足す 逆光やサイド光を意識してお皿を配置すると、光が当たっている面とは逆側が暗くなることがあります。そんな時は、光が暗く落ちている面に白い紙や布などで壁を作ってみましょう。窓からの光を拾うことで、暗く影が落ちていた部分が明るくなり一気に印象が変わります。白い紙以外にアルミホイルなどもおすすめです。   ④寄る   全体を捉えるのもいいですが、時にはぐっと寄ってみてはいかがでしょうか。寄って撮影することで、クリームの質感やいちごの甘酸っぱさ、サクッとしたタルトの食感まで伝わってくるような迫力のある写真になります。   ⑤斜め45度から撮る   斜め45度は普段料理を見ている角度と同じ角度のため、料理をおいしそうに撮るなら断然おすすめの角度です。盛り付けやデコレーションの美しさ、テーブル上の賑やかさを伝える場合は真上から撮るのもおすすめです。     おいしそうな料理写真、ぜひ撮ってみてください! 今日はカメラがなくて、あるのはiPhoneだけ…!そんなときでも、コツさえ覚えておけばカフェのケーキもおいしそうに撮れますよ。カフェへお出かけの日は白いハンカチをカバンに忍ばせておけば、撮影にも役立って一石二鳥。ぜひお試しくださいね。    >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
一眼レフカメラとミラーレスカメラって何が違うの?それぞれのメリットや選び方

一眼レフカメラとミラーレスカメラって何が違うの?それぞれのメリットや選び方

2022.09.29
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る   ミラーレスとは ミラーレスカメラの略で、その名の通りカメラ内部のミラーがないカメラのことです。どっしりとした印象の一眼レフカメラには光を反射させるためのミラーがあり、撮影する時にはこのミラーを跳ね上げて撮影するため、ミラーが必要となります。一方で、ミラーレスカメラはそのミラーがないため、ボディを薄型かつ軽量に作ることができます。     ミラーの有無により、一眼レフカメラはレンズがとらえた目の前の景色がファインダーに映り、ミラーレスカメラはカメラ内のセンサーによってデータとして変換された映像が電子ファインダーやモニターに映し出される、という違いがあります。   一眼レフカメラとミラーレスカメラ、それぞれのメリットは? 一眼レフカメラのメリットは 電池のもちが良く、耐久性に優れている 本体が大きくグリップがしっかりしているため、カメラを構えやすい 目で見ている景色がファインダーに映る などが挙げられます。 一方のミラーレスカメラのメリットは ミラーを跳ね上げがないので、シャッター音が静か ボディが軽量でコンパクトな機種が多く、デザインがかわいいものも多い 一眼レフよりも安価なモデルが多い などが挙げられます。   実際に店頭へいってみよう! 今ではなんでもネットで買える時代。しかし、ミラーレスカメラは大きな買い物。デザインや金額はもちろん重要なポイントですが、失敗しないためにも一度手に取ってみることが何よりも重要です。   ■重さやサイズ感をチェック デザインや金額はネットでも分かりますが、重量感、サイズ感は店頭で試してみてはじめて分かるもの。長く付き合っていくものだからこそ、自分の納得のいく一台を選びましょう。新機種に切り替わる直前など、店頭で買うほうがお得な場合もありますよ。   ■何を撮りたいか?をチェック 「きれいな写真が撮りたい!」けど、どんなジャンルが撮りたいか定めることもカメラ選びの大きなポイントに。目的に合わせた機種を選ぶことでより自分好みの写真に近づけることができますよ。   ■モニターをチェック ミラーレスのモニターはそのほとんどが可動式のモニターで、モニターをカメラの左側に開いて180度回転させられる「バリアングル式」と、上下にずらして動かせる「チルト式」に分かれます。一部機種では、 チルト式だけど横方向にも傾けることができる「3軸チルト式」に対応したものも。どちらが自分好みか、店頭でぜひチェックしてみてください。   初心者さんにもおすすめのミラーレス3選 「ミラーレス」で調べるとその種類の多さに驚きますよね。数ある中でもCURBONがおすすめするミラーレスを3つピックアップ!   操作しやすさで選ぶならこれ!Nikon Zfc   この投稿をInstagramで見る ニコンイメージングジャパン公式(@nikonjp)がシェアした投稿   フィルムカメラのような見た目がレトロでおしゃれなNikon Zfc。スマホからステップアップする人にもおすすめのカメラ。カメラ上部には、ISO感度、シャッタースピード、露出補正を調整できるダイヤルがついていて、直感的な操作ができます。でさまざまな雰囲気を表現して撮影できる「Creative Picture Control」を搭載。色合いや階調、彩度などを細やかに作りこんだ多彩な効果が簡単に楽しめます。   Nikon Zfcを使っているフォトグラファーさんは? misuzu @pettit0524 大学一年生の時にカメラを始め、自身の作品集としてinstagramを開設。柔らかな空気を感じさせる写真が特徴。夫のjyotaさん@jt.333とお互いに写真を撮り合って温かみのある写真を日々アップされています。   この投稿をInstagramで見る misuzu(@pettit0524)がシェアした投稿     お子さんが生まれたらぜひ手に入れたいのはこれ!Canon EOS Kiss M2   この投稿をInstagramで見る 𝐂𝐚𝐧𝐨𝐧 𝐄𝐎𝐒 𝐊𝐢𝐬𝐬公式[𝐰𝐢𝐭𝐡 𝐊𝐢𝐬𝐬](@with.kiss)がシェアした投稿   キヤノンの初心者向けシリーズ「EOS Kiss」で初のミラーレス一眼として大ヒットを遂げたEOS Kiss Mの後継モデル「EOS Kiss M2」。新モデルでは特に動く被写体に対するAF性能が進化。素早く人の目の位置を感知する「瞳AF」が動画撮影時にも使えるように。アクティブに動き回るお子さんを撮影したいパパママにもぴったりの一台です。   おしゃれなカメラが欲しい人にはこれ!オリンパス「PEN E-PL10」   この投稿をInstagramで見る Olympus PEN(@olympus_pengeneration)がシェアした投稿   黒くてかっこいいボディが多い中で、その可愛さが際立つモデル。モニターは下方向に180度開く設計を採用しているので、自撮りもラクラク。優れた手ぶれ補正機能搭載で、手ぶれを最小限に抑えることができますよ。撮った写真は簡単にスマートフォンに転送可能。旅行先で目にした感動をTwitterやInstagramですぐにシェアしちゃいましょう。   ミラーレスカメラで写真を撮ってみませんか? 近年のミラーレス需要の高まりからメーカーもミラーレスの開発に力を入れるようになり、今まで一眼レフを使っていたプロのフォトグラファーも、ミラーレス一眼に乗り換えをする人も増えてきました。今後もミラーレス市場は盛り上がりを見せる予感!コンパクトでかわいいミラーレスをお供に写真を撮りに出かけてみませんか?     >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!