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日本で撮った写真に、Opriscoさんのプリセットを使ってみた!

ポートレートとスナップって何が違うの?ポートレート撮影が得意な著名カメラマンの紹介や、スマホ撮影でも使えるポートレートテクニックも!

ポートレートとスナップって何が違うの?ポートレート撮影が得意な著名カメラマンの紹介や、スマホ撮影でも使えるポートレートテクニックも!

2022.09.29
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る       ポートレートとは? 直訳すると肖像画、肖像写真を意味します。望遠レンズなどを使って背景をボカして人物を引き立たせる写真のことを指します。   スナップとの違いは? スナップ写真は日常の一瞬の風景や表情を捉えた写真です。スナップの場合、被写体がカメラを意識してなかったり、カメラに気づいてないこともしばしば。スナップ写真は日常のなかでの自然な表情を撮れるのが魅力であるのに対し、ポートレートはその人物と向き合い、互いに撮ること、撮られることを意識した写真といえます。   ポートレートで有名な作家は? ニックナイト @nick_knight ニック・ナイトはイギリスを代表するファッションフォトグラファー。ドラマチックな構図やライティングが特徴で、今までにコラボレーションしたのはヨウジヤマモトにアレキサンダー・マックイーン、トム・フォード、ディオール、ケイト・モス、ビョーク、レディー・ガガにリアーナ…と誰もが知るブランドやスターばかり。第一線を走り続ける写真家の一人です。   この投稿をInstagramで見る Nick Knight(@nick_knight)がシェアした投稿   長山一樹 @kazuki_nagayama CURBONが運営するWEBメディア「ENCOUNTER」の対談企画でも登場していただいた、長山一樹さん。>>対談記事はこちら 「一発撮りで、音楽と向き合う。」をコンセプトにした「THE FIRST TAKE」の映像と写真を手掛け、一躍時の人に。動き回ることが多い撮影現場にスーツで登場するカメラマンとしても有名です。   この投稿をInstagramで見る 長山 一樹 / PHOTOGRAPHER(@kazuki_nagayama)がシェアした投稿   奥山由之 @yoshiyukiokuyama 写真家であり、映像作家でもある奥山由之さん。第34回写真新世紀優秀賞受賞や、第47回講談社出版文化賞写真賞受賞するなど、さまざまな功績があるほか、ポカリスエットのCMや、米津玄師さんの「感電」、星野源さんの「創造」、サカナクションの「スローモーション」など、さまざまなアーティストのミュージックビデオを手掛けています。   この投稿をInstagramで見る Yoshiyuki Okuyama|奥山由之(@yoshiyukiokuyama)がシェアした投稿   荒木経惟 「アラーキー」の愛称で知られる日本を代表するフォトグラファーのひとり。作品のテーマに合わせてカメラを使い分けることでも有名で、使用するカメラはペンタックス67、ペンタックス645、コニカビックミニ、ポラロイド690、マミヤ7Ⅱ、チノン、プラウベルマキナ、ライカM6、ライカM7など。1991年に発刊した妻・陽子さんの死をめぐる写真集『センチメンタルな旅・冬の旅』は大きな話題となり、広くその名が知られるように。   上田義彦 木製大型カメラのディアドルフ(8x10)を愛用することで知られる、上田義彦さん。これまでに多くの広告写真携わり、サントリーのウーロン茶、伊右衛門、無印良品、資生堂、日本郵政グループ、NTTdocomo、UNIQLO、TOYOTA、Canonなど、一度は目にしたことがある広告ばかり。東京ADC賞最高賞、ニューヨークADC賞、カンヌグラフィック銀賞、朝日広告賞など数多くの様々な賞を受賞されています。   この投稿をInstagramで見る Yoshihiko Ueda 上田義彦(@yoshihikouedaofficial)がシェアした投稿   篠山紀信 これまでに撮影したのはジョン・レノンとオノヨーコさん、市川海老蔵さん、山口百恵さん、松田聖子さん、宮沢りえさん、羽生結弦さん、浅田真央さん、綾瀬はるかさんと「時代のスター」を撮り続けてきた篠山紀信さん。「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」は何年もかけて全国巡回し、累計100万人以上が足を運びました。   素晴らしい写真家の方々を紹介しましたが、千里の道も一歩から。憧れの写真家に近づくために、スマホでも使えるポートレート撮影のテクニックを紹介します。   ポートレート撮影テクニック テクニック①背景と被写体をなるべく遠ざける ポートレートは人物にフォーカスした写真となるため、人物以外の情報を排除するのがポイント。F値を下げて背景をぼかすことも大切ですが、あらかじめ背景と被写体の距離をなるべく離しておくことでさらにボケ感が強まります。奥行きのある背景を意識して、ヨリでもヒキでも両方対応できるようにしておくと撮影時間も短縮できます。     テクニック②朝や夕方の光で撮影する 外で撮影する場合の狙い目は朝か夕方!光が柔らかく、立体感のある写真が撮れる光なんです。おすすめはその時間帯に「半逆光」で撮影すること。被写体に対し、真後ろから光が当たる「逆光」に対し、斜め後ろから光が当たるのが「半逆光」。手前が暗くなりやすいため、顔に落ちた影をレフ板などで反射して補うとさらに美しい仕上がりに。   テクニック③グリーンを取り入れる 公園や川沿いなどで撮影する際にはぜひ取り入れてほしいポイント。背景に草木などのグリーンの要素が加わることで写真が爽やかな印象に。木漏れ日を駆使した印象的なカットも狙えますよ。女性やお子さんを撮影する際には特におすすめです。       ぜひポートレート撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか? 著名カメラマンの構図や光の当て方、アイデアを参考にすれば、スマホの写真でもきっと素敵な写真が撮れるはず。奥が深いポートレート、ご自分なりの研究を深めていってはいかがでしょうか。      >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
スマホでも簡単に!幻想的な写真を創る多重露光の撮り方・加工のやり方【CURBON写真用語辞典 #05 】

スマホでも簡単に!幻想的な写真を創る多重露光の撮り方・加工のやり方【CURBON写真用語辞典 #05 】

2022.09.27
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る       なんだか幻想的で「何がどうなっているんだ?」と思うような、不思議な写真を目にしたことはありませんか? その写真、「多重露光」で撮影された写真かもしれませんよ。     多重露光とは 1コマの中に2枚以上の複数枚の画像を重ね合わせて写し込むこと。異なる写真同士を重ね合わせることで、幻想的な世界観になったり、思わぬストーリー性が生まれる写真になったりとさまざまな仕上がりを楽しむことができます。デジタル一眼レフでは多重露光機能が搭載された機種もあり、より手軽に多重露光を楽しめるようになりました。   多重露光の撮り方 フィルムカメラの場合 フィルムカメラで多重露光の写真を撮る方法は2つ。 ①重ねたいベースとなる写真を撮影した後、巻き戻しロック解除ボタンを押しながらフィルムを巻き上げ(空巻き)、その後重ねたい2枚目の撮影をする、という方法。   ②もう一つは、1本撮影しきってしまって、再度重なる写真を2本分撮影する方法です。こちらの場合1回目の撮影前に装填した際にセットした位置に印をつけておくことで、コマずれを起こさず綺麗な多重露光の写真を撮ることができます。   重ねるごとに写真が明るくなるので、少し暗めに撮るのがコツです。重ねて撮影したときに適正露出にできるよう、絞りやシャッタースピードを調整しましょう。     デジタルカメラの場合 近年販売されているデジタルカメラには基本の機能に「多重露光」機能がついていることがほとんどです。その機能を使用して2枚の写真を撮影します。 フィルムでは失敗が気がかりで少し難しそうな多重露光も、やり直しの効くデジタルカメラであれば挑戦しやすいのではないでしょうか?     2パターンでの多重露光写真の撮り方を説明しましたが、もっと簡単に多重露光を楽しみたい!という方におすすめなのがこちら!   スマホで簡単!あとから多重露光 なんと、スマートフォンでも多重露光写真を作れちゃいます! 有料のカメラアプリには多重露光の機能がついているものや、photoshopなどのソフトでの作成方法もありますが、今回は無料アプリで自分の作りたいように作れる写真加工について紹介。 素材を準備する こちらがベースの写真と、重ねたい写真。ソフトやアプリ上であとから多重で加工をすると、写真を何枚でも重ねられるのでより幻想的な写真が作れます! ベースの写真は1枚でも見応えのある写真や、はっきりした被写体が写っている写真がおすすめ。重ねる写真はボケていたり、光などの抽象的なものや、背景があまり目立たない印象の写真だと調整がしやすいですよ。   Picsart(アプリ)を使用して多重露光写真をつくる ①アプリを開いてベースとなる写真を読み込む②「写真を追加」から重ねたい写真を読み込む③「ブレンド」を選択し、重ねたい写真が馴染むパターンを選択④画像を重ねながら配置やサイズを調整する⑤画像の基本補正などの調整後「適用」から完成   完成 このように、元の写真よりもっとキラキラ幻想的な写真に仕上げることができますよ!   別のパターンでもう1枚。   暗部が強めの木々の写真と、水面に映った紅葉のボケ写真です。       完成はこちら   多重露光で重ねる場合、暗い部分に2枚目の写真が写し出されるイメージなので、1枚目に暗部の多い写真を使用するとイメージ通りに写真が作りやすいかもしれません。     手軽に多重露光はじめてみませんか? 手軽に多重露光はじめてみませんか?多重露光って案外手軽に試せるんです。 スマホで簡単に幻想的な写真を作れるなんて、魅力的ですよね。これからコスモスや紅葉、イルミネーションと、多重露光にはぴったりの季節が到来。ぜひみなさん多重露光写真を撮影して、新しい表現にチャレンジしてみてくださいね!       >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
10月のCURBON+ラインナップ

10月のCURBON+ラインナップ

2022.09.27
9月も下旬に差し掛かり、台風も過ぎ去って、一気に秋の気配が近づいてきました。 さて、本記事では「CURBON+で開催する教室、先の予定が知りたい!」というお声にお応えし、現在予定している10月の予定をお伝えします!     開催予定の教室・イベント ■基礎から学ぶライティング 日時:10月6日(木) 20:00-22:30講師:石橋英祐 ライティングができるようになると、いわゆる「光をよむ」ことができるようになってきます。この教室では、ライティング初心者の方が仕組みを理解し実際にできるようになるまで、つまずきやすいポイントを中心に丁寧にお伝えします。 ▼詳細とお申し込みはこちらから   ■ペア撮りで東京をドラマチックに切り取る in 東京 日時:10月9日(日) 17:00-20:00講師:Hana 「ペア撮りが難しい」「ロケーションを活かしたストーリー性のある撮影がしてみたい」など、ポートレート撮影技術の幅を広げたいという方におすすめの教室です。 ※現在キャンセル待ち、次回オフライン教室優先案内受付中 ▼詳細とお申し込みはこちらから ■アニメチックな世界観の作り方 日時:10月14日(金) 20:00-22:00 講師:Shota SNSを中心に活躍する、アニメチックな世界観を作り出すのが得意なアーティスト・Shotaさんの、CURBONでは初となるオンライン写真教室を開催。Shotaさんの写真撮影から編集、SNSの活用法までお伝えします。 ▼詳細とお申し込みはこちらから     ■レトロな街で撮る秋のポートレート講座 in 東京 日時:10月22日(土) 13:00-17:00講師:Satoru Akiba | 秋葉 聡 モデルさんの表情の引き出し方や光の使い方、モデルさんとの会話など、それぞれのシーンにあった撮影方法や撮影技術を、実践を交えて学びます。 ※現在キャンセル待ち、次回オフライン教室優先案内受付中 ▼詳細とお申し込みはこちらから     ■ススキの名所で撮る秋のポートレート in 関西 日時:10月23日(日)14:00-18:00講師:Yuma Takatsuki 街並みや景色を生かしてその場の空気を伝えるようなポートレート撮影を得意とするYumaさんを講師に招き、自然の中で撮影するポートレートのコツや、ドラマティックな光を生かした撮影方法について学べます。 ▼詳細とお申し込みはこちらから     ■CURBON MEET|自分らしい日常写真の秘訣 日時:10月25日(火) 20:00-21:30ゲスト:井上哲志(イノウエ) 懐かしさと温かみを感じられる日常スナップを得意とするアーティスト、井上哲志さん。日常スナップを撮ってみたい、撮っているけどなんとなく難しいと感じている、写真やSNSにアドバイスがほしいという方は、このオンラインミートで解決しませんか? ▼詳細とお申し込みはこちらから     ■CURBON MEET|料理写真の秘訣(仮・予定) 日時:10月27日(木) 夜開催予定ゲスト:茶々 動きのある料理写真を得意とする茶々さんのオンラインミート。 詳細は後日発表!   ■CURBON RADIO CURBON+会員以外の方も無料で聞いていただける「CURBON RADIO」。 10月のゲストはフォトグラファーとして女性誌や広告写真などで活躍するほか、2児の母親でもある花盛友里さん。  フォトグラファーという仕事と母親という立場の両立のこと、日々の撮影のことなどをお届け予定です。   また、これまでに配信しているCURBON RADIOはCURBON HPのほか、「YouTube」「stand.fm」「Spotify」「Anchor」「Google Podcasts」などでお聞きいただけます!   この他にも10月は ■オンライン写真展■My 8 Fragments ラインナップ更新■年間プラン向けアーカイブ動画の追加 などを予定しています! また11月・12月には特別イベントとして「撮影会」の開催も決定!お見逃しなく! ※上記は予告なく変更となることもあります。ご了承ください。     現在公開しているe-Learningと9月の教室 9月も残すところあとわずか。過ごしやすくなってきた季節に、カメラを持って出かけたらあたらしい発見がありそうな気がしますね。 ▼教室・イベント・e-Learning動画をコンテンツ一覧で確認!     「CURBON+」とは 「CURBON+(カーボンプラス)」は、月額2,980円で「e-Learning動画」「写真教室」「その他動画・音声コンテンツ」などが学び放題になるサービスです。 CURBON+では業界最前線で活躍するプロを講師として起用しています。カメラを買ったばかりという初心者の方から、写真を仕事にしたいと考えている方まで、ジャンルも幅広く学んでいただけます。 また、年間プランでだけご覧いただけるコンテンツも! CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!     10月も皆さんのご参加、心よりお待ちしております!  
フィルムカメラ超初心者さんに「チェキ」をおすすめしたい4つの理由

フィルムカメラ超初心者さんに「チェキ」をおすすめしたい4つの理由

2022.09.21
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る    こんにちは。「三度の飯よりチェキが好き」で、365日チェキを持ち歩くチェキヘビーユーザー・CURBON編集部のさねです。   チェキとは? チェキとは、写真を撮ったその場でプリントが楽しめる、富士フイルム製のインスタントカメラのこと。日本では「チェキ」という名前で親しまれていますが、正式名称は「instax」。90年代に女子高生を中心に爆発的な大ヒットとなり、近年フィルム人気の高まりとともに、“アナログ”を楽しむ若い世代にもその魅力が認知されるようになりました。       「安くてかわいいフィルムカメラがほしい」。職業柄そんな相談をよく受けますが、わたしはその相談に対してよくチェキをおすすめしています。その理由は「チェキこそフィルム超初心者さんにとてもおすすめなカメラ」だと思うからです。     わたしがチェキをおすすめする理由 その1|新品でも1万を切る機種があり、故障のリスクが少ない 「安い かわいい フィルムカメラ」その検索ワードで出てくるカメラたちは、中古のものがたくさん。値段はピンキリで激安カメラもありますが、中古カメラでネックとなるのは故障。古い機種だと修理費用がかさむ場合もありますし、修理期間にカメラが使えないというのも大きなデメリットです。 その点、チェキなら「instax mini11」など新品でも1万円でお釣りがくる機種も!新品で買えばもちろんメーカー保証つき。超初心者さんも故障の心配なく安心して使えます。わたしが所有する3台のチェキのうち1台はもうかれこれ10年以上使っています。一時的に使わなかった時期もありますが、メンテナンスといえば電池を変えたくらい。「カビが」「ホコリが」といった心配もなくガシガシ使っています。       その2|すぐ撮れる、すぐ見れる フィルムカメラは35mmが一般的ですが、超初心者さんにとって35mmのフィルムカメラってフィルムを詰めるのが一番のハードルだと思うんです。裏蓋を開けて、フィルムを入れて、フィルムの穴を爪にきちんとはめて、巻き上げて…。しかも「フィルム装填に失敗して何も写ってなかった…」なんてことや、「途中でフィルムがちぎれた!!!」なんてことも。その点、チェキだと「フィルムを入れる、撮る、見れる!」とかなりお手軽なんです。装填したら斜光フィルムはチェキ自身が吐き出してくれるし、その場ですぐ見られるから失敗していても撮り直せばOK。自動のフラッシュ付きだから、暗い場所でも気兼ねなく思い出が残せます。       その3|すぐ渡せる 自分のスマホで誰かとツーショットを撮ったとき、難しいことでもないのになぜだか送るのが面倒に感じることってありませんか?送る機会を逃して1日経ち2日経ち…。結局「遅くなってごめん!」とメッセージを添えて送ることに…。でもチェキなら、撮ってその場で渡すだけ。改めて連絡先を聞く必要もありません。撮ったその瞬間は真っ白だけど、だんだん写真が浮かび上がってくるのもワクワク感があって、渡した相手にも喜ばれますよ。       その4|データじゃない「写真」を手にする感覚が新しい かつては紙にプリントしていたものを「写真」と呼んでいましたが、近年「写真」はすっかり画面上で見るデータへと変化しました。そんな今だからこそ、「写真」を実際に手にするのってきっと新鮮なはず。チェキの写真は名刺サイズほどの小さなものですが、なんだかずっと見ていたくなるんです。現在はデジタル機構のチェキとアナログのチェキが発売されていますが、アナログチェキは正真正銘、世界で一枚だけのオリジナル。データにはない「特別感」がその一枚に詰まっています。友人との再会の記念にはもちろん、海外で言語が通じなくなってその一枚が心を繋いでくれるんです。   さまざまなフィルムカメラがあふれる中、わたしのとっておきの一台はチェキ一択。新しいカメラを検討中の方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。   さまざまなフィルムカメラを作例から探す連載「#わたしのカメラ」もぜひあわせてご覧くださいね。          >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!    
「平成レトロ」な写真が撮れる「コンパクトフィルムカメラ」とは?【CURBON写真用語辞典 #04 】

「平成レトロ」な写真が撮れる「コンパクトフィルムカメラ」とは?【CURBON写真用語辞典 #04 】

2022.09.17
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る       Instagramなどで見る、雰囲気あるフィルム写真って憧れますよね。光がふわっとしていたり、しっとりした空気感だったり…。「自分も撮ってみたいな」と思っても、フィルムの値段はますます高騰する兆し。「失敗したらお金がもったいないし、なんだか難しそう」と尻込みするあなたにおすすめしたいのが「コンパクトフィルムカメラ」です! 論より証拠、まずはコンパクトフィルムカメラで撮影した作例を紹介します。   コンパクトフィルムカメラの作例   コンパクトフィルムカメラで撮った写真を一言でまとめるとしたら、とっても「エモい」んですよね。はっきり写りすぎない写りは少しレトロで、ちょっとブレてることもあるけどそれもなんだかおしゃれ。少し淡い色合いも儚くて、写ってる人も心なしかリラックスした表情のような…。 こちらで紹介している作品はもちろん修正なし。そんな素敵な魅力がたくさんのコンパクトフィルムのこと、もっと知りたくありませんか?   コンパクトフィルムカメラとは? 一眼レフのフィルムカメラと比べて、軽量でコンパクトなフィルムカメラの総称です。種類によってさまざまですが、手に収まるタイプのものが多く存在しています。レンズ付きフィルムの代表格である「写ルンです」は、撮影したら一回きりで本体ごと交換することになりますが、コンパクトフィルムカメラは一度本体を買ってしまえばフィルムを交換することで何度も繰り返し使うことができます。「写ルンです」のようなシンプルな操作性はそのままで少しお得にフィルム写真を楽しむことができます。   コンパクトフィルムカメラのメリット 1.小型で軽量であること コンパクトフィルムカメラはその名の通り、とてもコンパクトなボディ。一眼レフカメラを持って出かけても、ネックになるのはその重さ。交換レンズをたくさんカバンに詰めたけど、取り出すのがおっくうで思ったほど写真が撮れなかった…ということはありませんか?コンパクトフィルムカメラなら、レンズも一体型だからカメラをさっと持ち出すだけでお出かけの準備は完了。どんなときでもカバンに忍ばせておけるサイズ感です。      2.操作が簡単であること カメラによりその機能はさまざまですが、基本的には押すだけの簡単操作。フィルムさえ入れられれば、誰でも手軽にフィルム写真を楽しむことができますよ。ふとした瞬間を切り取るスナップや、一瞬を逃したくないお子さんの写真を撮影するのにもぴったりです。     きっと見つかるお気に入りの一台。どんなカメラが好きですか? 「写ルンです」のように、押すだけの簡単な機種としては Kodak M35 Kodak F9 Kodak EKTAR H35 Kenko DSC Pieni Lomography Diana Mini & Flash Package などが人気の機種です。 Kodak EKTAR H35   こちらは2022年7月に発売されたばかりのKodak EKTAR H35。ちょっとレトロな見た目と、可愛らしいカラーリングがSNS上などで話題となり、発売当初は売り切れ続出。手になじむコンパクトなボディであることはもちろん、その重さはなんと約100g。ポケットにさっと入れて持ち運べるほどにお手軽です。 >>Kodak EKTAR H35の作例記事はこちら     押すだけの手軽さに加え、カメラが自動で手ぶれしないシャッター速度に設定してくれたり、フィルムの巻き上げを自動行ってくれるなどの機能が備わった高性能な機種としては・Canon Autoboy シリーズ・OLYMPUS μ シリーズ・RICOH R1・RICOH GR シリーズ・FUJIFILM NATURA シリーズなどが人気の機種です。 なお、こちらは多くが中古品となりますので、中古カメラ屋さんで店員さんと相談しながら買うと失敗が避けられますよ。     Konica BIGmini(コニカ ビックミニ)   Canon Autoboy S2(キャノン オートボーイS2)   FUJIFILM KLASSE(富士フイルム クラッセ)   PENTAX ESPIO 120SW(ペンタックス エスピオ 120SW)   Canon Autoboy WT28(キャノン オートボーイ WT28)       他のさまざまなフィルムカメラの作例はENCOUNTER MAGAZINEでも紹介していますので、ぜひご覧くださいね。       >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!  
Adoさんの楽曲のタイトルにもなっている「逆光」ってどんな光?撮り方も解説!【CURBON写真用語辞典 #03 】

Adoさんの楽曲のタイトルにもなっている「逆光」ってどんな光?撮り方も解説!【CURBON写真用語辞典 #03 】

2022.09.16
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る       映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌として使われている、Adoさんの楽曲「逆光」。Adoさんの力強い歌声が強烈なロックナンバーですが、タイトルの「逆光」とは一体どんな光のことでしょうか。   逆光とは? 「カメラに向かってライトや太陽光が当たっている状態」のことを指します。 配置としては下の図のようなイメージで、太陽光とカメラの間に被写体を置くことで逆光の写真を撮ることができます。       被写体の正面から光が当たる順光や、斜めから光が当たる斜光に比べると、逆光は被写体の正面が暗くなりがちですが、実はさまざまな被写体を情緒的に描写できる光の向きなのです。       「逆光」のミュージックビデオから見る逆光     「逆光」のミュージックビデオでは、「ONE PIECE」のキャラクターであるウタのシルエットが強調されるようなシーンや、ウタの輪郭が光り輝いているようなシーンなど、随所に逆光の表現が用いられています。 正面を暗くつぶせばシルエットが強調されたかっこいい仕上がりに、ライトやレフ板で明るさを足せば柔らかな印象に、と被写体の正面から当たる光をどうコントロールするかでその印象はガラリと変わります。映像からも分かるように、「逆光」は被写体を印象的に見せる効果がある光の向きだといえます。 手元にレフ板がなくても大丈夫。A3サイズ程度に切った段ボールにアルミホイルを貼ったものや、車のフロントガラス用の銀色のサンシェードなどでも代用可能です。レフ板やサンシェードで差し込む光をうまく反射させて被写体に当てると、暗く落ちている部分の光を補うことができます。また、カメラの設定をプラス補正にすることでも調整可能です。   逆光写真の大まかなメリット 1.被写体の輪郭が際立つ   2.全体的にふんわりとした柔らかな印象になり、ポートレート撮影では特に顔のシワが目立ちにくい写真になる  3.被写体が光と逆方向を向いているので眩しくない 4.ガラスなどの透き通ったものを繊細に表現できる     5.料理撮影では、目で見ておいしさが伝わる「シズル感」が強調された写真が撮れる   などがあります。   今立っている位置を少し変えるだけで写真が格段によくなるかも?逆光撮影のコツを覚えて、自分の理想の一枚を残してくださいね。     >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!    
アニメ風にレタッチできるプリセットのご紹介!

アニメ風にレタッチできるプリセットのご紹介!

2022.09.14
こんにちは、写真のCURBONです。みなさんはいつも写真のレタッチ・編集は、どのようにされていますか。基本補正のみでいつも同じような色味になってしまったり、編集中に心が折れてしまったり…という事はありませんか?そんな時はLightroomプリセットを使うと、短い時間で簡単に理想の編集ができるようになりますよ。現在CURBONではたくさんの種類のプリセットをご用意しております。。プリセットの紹介ページはこちらから今回はその中から、アニメチックな世界観を作り出すアーティスト・Shotaさんのプリセットをピックアップ!CURBONの公式YouTubeでは、プリセットを実際に使用しながら解説した動画をアップしています。すでに購入し使ってくださっている方はもちろん、購入を迷っている方やプリセットを使った事ない方も、どんな風に色味が変わっていくかをぜひお楽しみください。   1.Ghibulitic風景写真など、自然豊かな場所の写真を撮るときなどにおすすめ。草木が多く映っているような森や山の中、緑溢れる写真にマッチします。【ポイントと解説】・RAW,JPEGなど使用しているデータによって色味が強く出る場合があるので、お好みで適用量を調整してください。・色温度は青寄りにする方がよりアニメチックな雰囲気に寄せることができます。・フワッと軽い印象にしたい場合は、ポイントカーブでシャドウを持ち上げてみてください。・青空が入っている場合は、かすみの除去を使うと綺麗に見えます。※こちらの写真の場合、プリセットを当てただけでは緑の部分に立体感が足りなかったため、カラーミキサーで緑が映える調整をしています。 2.Animetic blue 青みが強い爽やかな色味に仕上がります。青空が写っている写真におすすめです。【ポイントと解説】・色被り補正やカラーミキサーで、少しピンクやマゼンダを加えるとアニメチックにより近づけることができます。・青みが強すぎると感じた場合は、色温度やカラーミキサーから青みを少し抑えてみてください。   3.Animetic Sunset夕暮れの写真に使うのがおすすめ。全体的にピンクっぽい色味が美しく出るプリセットです。【ポイントと解説】・ピンクが強いプリセットです。写真によってはかなり強く出るため、適宜色温度や色被り補正で青や緑を加えて、好みの色を探してみてください。・黒レベルをあげてもっと軽い印象にするのもおすすめです。※この写真の場合、プリセットを当てると建物や道路がパキッとして見えたので、シャドウを少しあげてフワッとした雰囲気を演出しています。※白レベルを下げて奥の夕陽や雲をはっきりさせています。※カラーミキサーの青色の彩度を上げて、空の色を強調しています。 YouTubeの動画の中では、さまざまな作例にプリセットを当てたレタッチの実践例を紹介。詳しくはYouTubeをご覧ください。今回紹介しました、Shotaさんのプリセットは、現在CURBONで発売中です。プリセットが3個セットになった「Animated Collection」(¥6,000)と、Shotaさんがメインで使用している「Animetic blue」(¥3,000)の単品を販売しています。 Shotaさんのプリセットの購入はこちらからShotaさんのプリセット解説動画はこちらから 
「この写真きれい」って言われたい!いつもの写真が格段にレベルアップする「レタッチ」とは?【CURBON写真用語辞典 #02 】

「この写真きれい」って言われたい!いつもの写真が格段にレベルアップする「レタッチ」とは?【CURBON写真用語辞典 #02 】

2022.09.09
<<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る       レタッチとは? レタッチとは、明るさや色調補正のほか、肌荒れを直したり、写真に写り込んだゴミを消したり、合成したり…と写真にさまざまな修正を施すことを指します。 「Lightroom」や「Photoshop」などが代表的なレタッチソフトとして知られています。    >>Yōhei Sawamura|Lightroom プリセット「Second Preset」    >>小春ハルカ|Lightroom プリセット「Ciel fleur Collection」   レタッチでできること 「レタッチでできること」はたくさんありますが、ここでは一例をご紹介します。 ■明るさや色味を調整  >>Shota|Lightroom プリセット「Animated Collection」 写真編集ソフトを使って明るさや色味の調整をすると、写真の補正だけでなく自分独自の世界観の創作をすることができますよ。ソフトによっては細かい調整も可能。より自由に自分らしい写真の表現ができます。 上の写真は「Lightroom」で色味を調整したもの。ソフトさえインストールすればすぐに本格的なレタッチができるようになります。Lightroomには、自分好みの設定を保存しておく「プリセット」機能もあり、さまざまなアーティストが独自のプリセットを発表しています。アーティストのプリセットを読み込めば、ワンクリックで雰囲気ある写真に! >>プリセットの一覧はこちら    ■写真の一部だけ調整する     写真編集ソフトは自動選択の機能が日々高性能なものへと進化を続けています。こちらの写真のように「空の青みだけ少し濃くしたいな」というときも、誰でも簡単に補正できます。   ■肌をキレイに調整する  >>石橋 英祐|Photoshop 肌補正アクション「Clear Skin」 右側が肌の調整を施した写真。左側の物と比べるとくすみが取れ、透明感のある肌に早変わりしています。 プロの間でも人気の写真編集ソフト「Photoshop」にはワンクリックで修正を施してくれる「アクション」機能もありますよ。 CURBONでは石橋英祐さんのPhotoshopアクションの販売も行っております。>>Photoshopアクションの詳細を見る   ■不要なものを消す   レタッチは、背景に映り込んでしまった人やゴミを消したい時や、必要のない電線を消したい時など、「そこにあってほしくないもの」「不要なもの」を消すことが可能です。ポートレートでは服のシワを消したり、顔に落ちた影を消したりすることにも使われます。   ■合成機能   「集合写真を撮影する日に欠席の人がいた」「大事な記念日の撮影の日が曇天だった」。写真を撮るときに限って…!という場面でもレタッチは大活躍。欠席した人の写真を切り抜いて元々そこにいたかのように合成したり、他の写真の青空と差し替えたり…。「ここにあってほしいもの」を足し算することもできます。   「レタッチ」をして自分らしい写真を作ろう レタッチは写真のあらゆる「理想」を叶えてくれる便利なツール。レタッチを加えれば、手持ちの写真がもっと素敵なものに生まれ変わるかも。さまざまな自動機能もたくさん備わっているので「難しそう」と諦めていた人も、ぜひ一度チャレンジしてみては?   CURBON発のLightroom「プリセット」はこちらでも紹介しています。     >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!      
写真がエモくなる「前ボケ」ってなに?【CURBON写真用語辞典 #01 】

写真がエモくなる「前ボケ」ってなに?【CURBON写真用語辞典 #01 】

2022.09.08
  <<【CURBON写真用語辞典】用語一覧へ戻る       前ボケとは、被写体の前方を意図的にぼかすこと 読み方は「まえぼけ」。主役の手前に草花など、ぼかす何かを配置することでボケを作ることができます。 前ボケを効果的に使うことで奥行きが出たり、ふんわりとした雰囲気をプラスしたりすることができます。 幻想的で“エモい”印象になるので、草花の写真やポートレート撮影にぴったりの表現方法です。         柔らかく美しい前ボケを撮るコツは4つ 1.望遠レンズを使い、望遠側で撮影する( FE70-200mm のレンズの場合200mm側のこと)   2.絞りを開放にする(F値を小さい値に設定する) 3.前ボケに使うものはレンズに近づけ、被写体と距離を離す   4.レンズの「最短撮影距離」で撮影する     ■SONY α7Ⅳ × FE70-200mm (開放値F2.8)の組み合わせで撮影する場合 レンズのズームリングを200mmにセットし、絞り値をF2.8に設定。/p> 望遠ズームレンズを一番望遠側である200mmにセットし、主題の被写体に近づいたり、遠ざかったりしてピントを合わせることができる最も短い距離を探ります。 カメラを構える位置が決まったら次は、前ボケを調整します。レンズに前ボケにしたい被写体を極力近づけて、主題となる被写体が引き立つよう、重なり具合を調節します。   各シーン別「前ボケ」のポイントをご紹介! ■花や植物も、前ボケで幻想的に     花や植物を撮影するときにも前ボケは大活躍!自分の近くの花や葉をレンズに近づけた状態で撮影すると、フィルターをかけたかのように全体が少し色づいたり、ふんわりとしたボケ感が演出できたりと幻想的な雰囲気の写真にすることができますよ。   ■光を前ボケに使えばキラキラが出現!   街中でイルミネーションを見かけたら、シャッターチャンス!小さいライトや光源をレンズ側に配置して撮影すると、玉ボケが映り込んだキラキラな写真に仕上がりますよ。 ■前ボケに使うと面白くなるアイテムリスト お花や植物 ライトガーランド サンキャッチャー ラップ などなど…。サンキャッチャーは100円ショップのインテリアコーナーなどで手に入れることができます。無色透明なアイテムは写真の色味に響きにくいところがポイント。ポケットに忍ばせておけばいつでも前ボケが試せますよ。いろんなものを前ボケに使って、新しい表現を探してみるのも面白いですね!   ■前ボケで視線誘導を狙おう   赤く染まったもみじを写した一枚。こちらの写真で真っ先に目がいくのは、手前のボケた部分ではなくピントが合っている奥のもみじだったのではないでしょうか?このように、前ボケは幻想的な雰囲気を幻想的な雰囲気を作り出すだけでなく、視線誘導効果や奥行き感の演出も期待できます。   ■時には人物だって前ボケに! 前ボケに使えるのは、植物や小道具ばかりではありません。いつもは写真の主題となっている人物を前ボケにしてみてはいかがでしょうか?こちらは人物をボカして背景にピントを合わせた一枚。何かの物語の始まりを連想させるようなストーリー性も感じられます。 ぜひ前ボケをいれた写真にチャレンジしてください! 写真が一気に幻想的になったり、視線を誘導したり、写真に奥行きを感じさせたり…。前ボケを取り入れるだけで、写真の雰囲気はぐっと変わるはず。今度の週末にでもぜひお試しくださいね。   >>【CURBON写真用語辞典】用語一覧はこちら >>【CURBON写真用語辞典】コラム記事一覧はこちら       写真がもっと上手くなりたい!というあなたへ「CURBON+」をご存知ですか?  CURBON+(カーボンプラス)とは、サブスク型のあたらしい写真の学び場です。会員登録をしていただくと、写真教室やe-learning動画、トークショーなどが参加・視聴し放題!写真についての知識・技術を多方面から身につけることができます。 CURBON+の詳細はこちらからご覧ください!