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「写真を体験する」ということ|CURBON写真展裏のストーリー

「写真を体験する」ということ|CURBON写真展裏のストーリー

2019.07.19
2019年5月に西武渋谷店で共同開催された、「CURBON写真展 -THE STORY- 500万人と紡ぐ、写真の世界」Instagramを中心に、写真で人生が変わったアーティスト60名の作品が展示されました。   「写真を体験する」を裏テーマに創意工夫が施された会場。写真は白い壁に並べられるものというイメージを見事に覆す、今までに類を見ない展示方法が話題となりました。   今回は、その裏側で活躍したお二人に写真展の魅力、裏側で起こった様々なストーリーについてお話を伺いました。   写真展に込めた想い ー他に見ない、木枠やオーガンジーなど、様々な工夫が凝らされた写真展、どういった思惑があったのでしょう。   ケンタ まず、来場者に感じてもらいたかったのは、「つながり」ですね。Instagram上では、自分がフォローしている人の写真が定期的に流れてくる。でも、偶発的な出会い、たまたま見かけたあの写真に惹かれた、といった新たな出会いは起こらないんだよね。   上記のイラストのように、自分の好きな写真を見ていると、奥に別の人の写真が見える仕様になっています。 あえて自分の頭の範囲外のものを見えるようにすることで、偶発性を生み出す仕掛けを意識しました。  ーなぜ、「つながり」に着眼点を?   ケンタ 僕は、写真展を開催することは、広義の意味で、自分に関わってくれた人たちへの恩返しだと思っているんだよね。   モデルさん、僕の写真を見てくれている人、家族、写真家仲間、とにかく変わってくれた人達への感謝を伝えるという意味合いが大きいなあ。   僕は写真に救われたから、写真でいろんな人をつなげるという役割を通して、周りにいるたくさんの人が笑顔になってくれたら嬉しい。   もっと写真を体験してほしい   秀康 僕が今回意識したことは、「写真を体験する」ということです。   というのも、写真家の幡野広志さんという方の写真展に行った時、まさにそういった経験をしたんです。   彼は、余命宣告をされたがん患者で、家族がいて、まだ幼い息子さんがいます。その息子さんの写真が展示されている傍にある窓から、綺麗な光が差し込んでいて、そこから外に目をやると、なんと墓地があったんですね。   その時にすごい衝撃を受けました。   あれは、InstagramやSNS、画面上では伝えられないものでした。   しかも、その存在に気付く人もいれば、素通りする人もいる。自分の意識の向け方によって見えるもの、体験するものは変わるんだなあと感じました。   だから、今回の写真展では、あえて、他ではやらないような仕掛け、むしろ一般的にはタブーとされているようなことも取り入れました。   たとえば、キャプションを腰より下に配置することで、後から写真を撮った時の意図や想いを答えあわせする仕掛け。   本来ならば、目線の位置にあるのが一般的なんですが、先にタイトルや意図を見せるのではなく、自分で問いを立てて、最後に答えあわせをして欲しかったんです。 また、立つ、しゃがむといった動作を入れることで、全身を使って写真を感じてもらいたいなとも。 足を運び、五感をフルに使ってもらえたらいいな、と演出を考えました。   ケンタ 写真を体験するという文脈でいうと、写真を見る距離、角度、どういう心情で、誰と見るかって、写真展でしか体験できないよね。   1枚だけを見るのもいいし、ちょっと俯瞰して組み合わせを見るのもいい。   1人で考え事をしながら見たり、友達とおしゃべりしながら見たり。   写真展をやると、改めて、写真ってもっと各々の自由でいいよねと思わされるよね。   なんなら、こちらが意図を発信するというより、見る側が能動的に、もっと工夫して楽しんでほしいなと思ってる。   どうしても、InstagramやTwitterなんかのSNSだと、受動的に、浴びるように、一定間隔で流れてくる写真にいいねを押すだけ。   どちらがいい悪いではないけど、アナログな場にせっかく足を運んでいるからこそ、もっと自由にいろんな見方をしてもらえるような場の設計ができたらいいよね。   ー確かに、この間、そのお話を聞いてから別の写真展に足を運んでみたのですが、こちらが頭を使ってみると、新しい写真展の楽しみ方、みたいなのが見い出せました。写真を見るという行為は、作品を介した、アーティストと視聴者の能動的なコミュニケーションみたいなものですかね。   ケンタ そうそう、だから、会期中、リピーターのお客様が多かったのはとても嬉しかった。何度も足を運んでくれて、毎回いろんな見方をしてもらえる。作品数は変わらないんだけど、いくつもの感じ方をしてもらえていたら本望です。   写真を深める  ー写真展は生き物だとおっしゃっていましたが、今後、写真展はどうなっていく、またはどうなっていってほしいと思いますか?   ケンタ 何か新しく発展するというよりは、「原点回帰」に近いのかな。どんどん深めていってほしい。これをきっかけに、写真展をやってみたいという若い世代が増えたのはとても嬉しかった。   プリントする用紙1枚にしても、こだわればこだわるほど、その奥が見えて行く感じ。   最近は、浴びるような遊びしかないと言われているけれど、まさにそうなんだよね。   すべて手の中に収まるスマホに遊びや思考を与えられて、何でも揃っている時代だからこそ、自分だけの楽しみ、深み、奥地、みたいなのを知ってほしい。   秀康 ネットネイティブな僕たちは、何でもすぐに手に入るのが当たり前。幸か不幸か、プリントして待っている時間とかやってみるとできないこととか、ひとつひとつ経験して深めていく感覚って、自分で意識しないとできないですよね。   ケンタ だから、個人的な想いとしては、もっと写真展の敷居を下げていけたらいいなと思う。どうしても、おじさんたちがやる堅苦しいものというイメージがあるから、この写真展みたいに、自由でいろんな人がディスカッションできて、出会いがあるような場がたくさんできたらいいよね。   思いを形にする方法  ーこんな素敵な写真展を成功させたお二人ですが、どういうやりとり、役割があったんですか?   ケンタ 基本的に僕がフィーリングでやりたいことをバーって言って、秀康がきれいに言語化してくれる感じ。   秀康 とりあえず最初に「ケンタさんは癖強いよ」って言われてました(笑)   年齢は全然違うけれど、お互い言いたいことは言い合える関係で、とてもいいタッグが組めたんじゃないかなと。   本当に当日まで大変でしたけどね(笑)   ケンタ 病んだね(笑)   秀康 今回は、自分達だけじゃなく、西武渋谷店さんとのやりとり、さらに60名ものアーティストを巻き込むという、とにかくコミュニケーションが必要とされる立場でした。さらに、もともとSNS上でつながった人達なので、会ったことのない人もたくさんいたんですよね。   何を言ったら嫌なのか、どういう言い回しがいいかなど、オペレーションを進めるうえでも気を配った要素でした。想いを形にするには、やっぱりたくさんの人の協力があってこそだと実感しました。   ケンタ 結果、このポジションを任せてもらったことで、会期中はいろんな人と飲みに行けて楽しかった!(笑)   ー写真展は飲み会のためにあるっておっしゃってましたよね(笑)   秀康 まさに、「写真がくれたのは、いいねではなく繋がりだった。」   ケンタ 繋がり、これからも写真展だけでなく、いろんな人が参加できるようにミート(※Instagram Japanが開催していた撮影会で、インスタミートというオフ会の略。今では、自主開催されるものも含めて、ミートと呼ばれる。)とかやっていきたい!これからもどんどん面白いこと考えていきます!   ー最後に、写真展を開催している人に伝えたいことはありますか?   ケンタ 秀康 とにかく大変!(笑)   秀康 色々ありましたね(笑)   ケンタ なんてったって、最初にCURBONに依頼が来てから会期終了まで7ヶ月、半年以上費やしたんだもんね。   秀康 はじめ、プロジェクトマネジャーとして入った時は、本当に右も左も分からず… 。たくさんの人と時間、莫大なコストがかかりましたね。   ケンタ 喧嘩もしたね。秀康がクールでよかった…。   四方八方から連絡が来たり、いろんなことがギリギリまで決まらなかったり、とにかく規模が大きいと予想もつかないハプニングがたくさん。   普通は、大枠の方針が決まって、具体的な行動に落とし込んでいくんだけど、もう全てが同時進行。   よく間に合ったな。   まあ、そもそも依頼された時に想定していた規模の約10倍だったんだよね。   あと、僕の反省として、準備の段階で、出展するアーティストさんに、思うように情報伝達ができず、不安にさせてしまった点。   顔が見えない状況で、もっと安心して、のびのびと展示をしていただける環境づくりが出来ていればなと思うことが心残りです。   秀康 規模が大きいと、全員の熱量が一致しないことも、スムーズに進まない要因ですね。まだないものを創造する過程だったので、誰も実際に現場を見ていない、想像ができないという点で、皆さんを引っ張っていくのはなかなか大変でした。   ーそんな怒涛の数ヶ月間を経て、会期を迎えてどうでしたか?   ケンタ とにかく、会期中にもどんどんあの場が醸成されていくのを肌身で感じた。お客様の熱量もそうだし、それを支えるスタッフの皆さん。   主役ではなかったかもしれないけれど、本当に凄かった。   写真展は、作品だけでは成り立たなくて、その場にいるアーティスト、スタッフの人柄、迎えようという心意気があって決まるよ。   実際に、今回の写真展でのスタッフの皆さんは、初日こそ緊張していたけれど、日を追うごとに、一人で来ているお客様に積極的に話しかけたり、もっとこうしたら喜んでもらえるんじゃないかとオペレーションの改善をしてくれたり、きっと作品だけでは到底成り立たなかった場の雰囲気をつくってくれた。   秀康 僕はもう会期中ヘロヘロでしたが、いろんな人に助けてもらいました。「作品」と「もてなしの心」の両輪があって初めて成り立つんだなと身に沁みて実感できました。   ケンタ せっかく繋がったこの輪がどんどん広がっていってくれたら本当に嬉しいです。皆さん、ありがとうございました。   Writer:東 Photographer:コハラタケル Illustrator:伊藤
花火の撮り方をフォトグラファーから直接学ぼう【初心者向け】

花火の撮り方をフォトグラファーから直接学ぼう【初心者向け】

2019.07.09
いよいよ、花火シーズンの到来! 花火撮影は夏の風物詩として、依然高い人気を誇っています。   しかし、実際に撮影してみると、意外と夜の撮影は難しく、構図も一定になりがち。   たかが花火、されど花火。 今回、この記事を通して、「自分だけの花火写真」を撮影できるお手伝いができると幸いです。   今回は、プロフォトグラファーの別所隆弘さん(@takahiro_bessho)にご協力をいただきました。   打ち上げ花火の撮影は、スマホ撮影とカメラでの撮影に大別できますが、今回は、技術の必要な、カメラでの撮影について解説していきます。   まずは撮るシーンをイメージし、射出点からの距離を検討しよう これからは花火の撮り方を学ぶにあたって、重要なのは、”どういうシーンで撮るのか”ということです。 これが違うだけで、必要な機材、機材の選び方など全てが変わってきます。   【短距離】土手など近くから花火を撮影する 花火大会に行って撮影する場合。花火単体だけでなく、ポートレートとして、花火を背景にする場合も含まれます。 【中距離】家から見える花火を撮影する お家の屋上や、庭、展望台やビルから撮影する場合です。距離としては、肉眼で花火が楽しめるくらいと考えるのがいいでしょう。スマホ撮影ならこの距離が限界でしょう。 【長距離】山に登って風景と共に花火を撮影する 実際に山に登って、撮影する場合です。この場合、もっとも重視したいポイントは、”機動性”と"安全性"です。   花火撮影の基本 花火撮影をする際に重要なポイントは3つあります。 ■ 三脚は必須 一番重要と言っても過言ではないのが、"三脚"です。 三脚はたくさん種類があって、値段もピンからキリまでありますが、5千円以下で買えるもの、1万円代くらいのもの、3万円以上のものと分けるとします。   値段の違いは、素材、強度、大きさ、重さ、で変わります。   もちろん、「素材はカーボン、強度は高く、コンパクトで、軽いもの」は理想ですが、全て揃ったものだと5万円以上と高額になります。   まずは、距離を目安に、どういったものが自分に合っているかを選んでみましょう。 また、使用頻度により必要な強度も変わります。 年に4-5回程度しか使用しないのであれば、強度をそこまで気にする必要はありません。   短距離:短距離の場合は、目線より上にある花火を撮影することが多くなるので、”雲台(カメラを設置する部分)の角度”を意識しましょう。また、雲台の可変角度が広くても、耐重量が低いと固定が難しいので、ご自身のカメラの重量と照らし合わせてみてください。 中距離:意外と三脚選びで迷うのは、この中距離です。この距離で撮影する場合が一番選択肢が多いので、まずは2千円くらいで買えるものをお試しで使ってみるのも悪くないでしょう。最低限、耐重量、高さの調節、収納時のコンパクトさなどを意識しておけば、失敗しにくいです。 長距離:山に登って撮る場合は、"トラベラー三脚”がおすすめです。山登りは体力を消耗するので、できるだけ機動性が高いものを選んでおきましょう。    ■ 基本的にピントは射出点に合わせる はじめは、大きい花開いている部分全体にボヤっとピントを合わせたくなりますが、射出点を狙ってピントを合わせます。 そうすることで、迫力や立体感のある花火を表現することができます。 なんだかのっぺりとした写真になりがちだなという場合は射出点を意識しましょう。   ■ マニュアルフォーカス(MF)で撮影する 花火は基本的にオートフォーカスでは撮影できません。 周りが暗くピントが合いづらいので、花火大会が始まって最初のうちは、ピント合わせのための試し撮りをする感覚で撮影してみてください。   撮影の手順 では、機材がそろったら、具体的に撮影の手順を踏んでいきましょう。   ■ 場所を確保しよう 場所の確保をしましょう。 有名な花火大会だと、3日前から場所取りが始まることもあるのだそう。 また、撮影時は、周囲の人の迷惑にならないように、気を使うことも忘れずに。 <h3>カメラのモード設定はB(バルブ)がおすすめ</h3> カメラの機種によっても異なりますが、B(バルブ)モード上がる場合はこちらを使いましょう。 ない場合は、M(マニュアル)モードで代用します。   ■ 露出設定時のISOは最も低い値に設定しよう ISO感度は100(ない場合は200など最小値に設定)に固定し、F値を変えて調整します。 素朴でシンプルな花火であればF8~11、後半に近づくにつれ盛り上がる、明るめの花火ならF16~22くらいで調整します。   ちなみに、シャッタースピードはあまり関係なく、基本的にはISOとF値で決まると覚えておいてください。 花火が散る際の軌跡や写したい花火の個数に影響しますが、少し上級者向けです。   ■ 三脚に固定 では、三脚に固定していきましょう。   打ち上げ場所からの距離が近ければ近いほど、縦構図の方が迫力のある写真を演出しやすいです。   ■ 撮影開始 余裕を持って撮影に挑みましょう。   短くても30分以上ある花火大会が多いため、最初の5分は、調整のために使ってしまってOKです。   もっと詳しく花火の撮り方を知りたい、編集方法も気になる、という方は、こちらの動画を参考にしてみてください。   「打ち上げ花火、近くから撮るか遠くから撮るか?」今期の花火シーズンの前に絶対見たい動画   花火写真:まだ見ぬ光を求めて 編集動画 動画講座     【動画に出でくる花火写真:花火大会名前】     ※トークショーの中で名前が出てきたもののみ記載   超近い(焦点距離10mm-14mm程度)撮影 新潟県 長岡まつり大花火大会 山梨県 神明の花火 山形県 赤川花火大会 愛知県 豊田おいでんまつり花火大会 熊本県 やつしろ全国花火競技大会 長野県 長野えびす講煙火大会 大阪府 教祖祭PL花火芸術   近い、多分 広島県 宮島水中花火大会 愛知県 名港水上芸術花火 三重県 熊野大花火大会 兵庫県 みなとこうべ海上花火大会   ちょっと離れてみた 兵庫県 みなとこうべ海上花火大会 広島県 広島みなと夢花火大会 愛知県 豊田おいでんまつり花火大会 滋賀県 びわ湖大花火大会   思い切って離れてみた 広島県 広島みなと夢花火大会 滋賀県 彦根大花火大会 滋賀県 びわ湖大花火大会 新潟県 長岡まつり大花火大会   WITH YOU(何かと一緒に撮る) 東京都 東京湾大華火祭 長崎県 ハウステンボス花火 山梨県 河口湖冬花火 三重県 花火大競演 愛媛県 三津浜花火大会 奈良県 若草山焼き 佐賀県 九州花火大会 大阪府 教祖祭PL花火芸術 山口県 関門海峡花火大会 広島県 宮島水中花火大会 静岡県 安倍川花火大会 新潟県 片貝まつり大花火大会 広島県 広島みなと夢花火大会 長野県 常総きぬ川花火大会 兵庫県 猪名川花火大会
データで振り返るCURBON写真展

データで振り返るCURBON写真展

2019.06.20
CURBONでは、2019年5月19日から27日、西武渋谷店にて写真展「 THE STORY 」を開催いたしました。   すでに開催から約1か月、ご参加くださったみなさんにも、写真展を通じたストーリーが生まれていると嬉しいです。   「写真展を開催して終わり」ではなく、振り返りを通してさらにお楽しみいただけますと幸いです。 写真展に関する記事は全3回に分けてテーマごとに更新します。 第1回目は・・・「データで振り返るCURBON写真展」です。  ー気になる総来場者数は「約1万人」     9日間で約1万人ものお客様に来場いただきました。   インスタグラム経由でイベントを知ってくださった方はもちろん、お客様からの口コミ、西武渋谷内の広告をきっかけに来場など、普段、CRUBONや写真に関わっていない方にも来場いただくことができました。   これも関係者の皆様のつながりがくれた奇跡だと思います。   また、日本全国からの参加者はもちろん海外からのお客様も見受けられ、SNSのすごさを思い知らされました。   会期中に何度も足を運んでくださる方もおり、なんと皆勤賞だったという学生さんも…!   SNS上では、○万人というフォロワー数を抱える方もたくさんいらっしゃいますが、それは単なる数字ではなく、応援してくださるひとりひとりの方々なんだなと改めて時間することができました。   -#シブセイCURBON写真展 #私が紡ぐ物語 総投稿数は「15,381件」     ハッシュタグに投稿された写真の合計数です。   遠方にお住まいで、会期中に足を運べなかったという方ともつながりを感じられたのがこの企画でした。   今回の展示では、こちらのハッシュタグを活用して、一般のお客様から「物語性のある写真」を公募しました。   会期中、選ばれた方々の写真はインスタレーションコーナーに展示され、ひとりひひとりの想いが詰まった空間となりました。   -参加アーティストの合計フォロワー数「500万人」     何と言ってもSNSの力を感じさせられたのがこちらの総フォロワー数です。   500万人というと東京の人口の半分弱。   たくさんの方に応援していただき、改めて、'フォロワー’とは何かを考えさせられる機会になりました。   -CURBON写真展の目玉コンテンツ、トークショーの開催数「14回」     当初予定されていたトークショーは9回。   「写真展をもっとお楽しみいただきたい」との思いから、追加で5回、合計14回のトークショーを開催しました。   普段、画面越しに見ているあの人…。   Instagramでは聞けない苦悩や葛藤、どういった背景があり写真を撮っているのか、知れば知るほどますます写真が好きになるエピソードがたくさん。   暗い写真を撮っている人は、普段は実はとても明るいあの人だったり、ポップな写真を撮っているあの人は実はとても繊細な人だったり。   意外な側面を垣間見ることができました。   一人一人の個性があふれ、デジタル上のつながりでは見えなかった親しみやすい一面や深い考え方など、ますますファンになった方も多いのではないでしょうか?   -トークショー人気ランキング   最後に大盛況だったトークショーを少し振り返ってみたいと思います。   1位 武井さん「写真で思いつく限り全てが変わった話」       最終日、言うまでもなくダントツの来場者数だったのが、CURBON代表武井のトークショーでした。   立ち見席も溢れるほどのお客様でいっぱいのなか、CURBONを立ち上げた経緯や写真展を開催するまでの8か月間を振り返りました。   前日にとったアンケート参考に2つのトピックでトークショーが進みました。   展示でも注目を集めた「水中写真の裏話」と「CURBONに関する会社の話」。   トークショーの途中からは、高橋伸哉さんも登壇し、CURBON立ち上げ当初のお話や写真に対する想いを抜群の掛け合いで展開。   2位 Yohei Sawamuraさん×酒井貴弘さん「SNSポートレート」     Instagram上でポートレートを撮影している方なら知らない人はいないであろう人気者のお2人が登壇。   「いい写真」と「いいねな写真」という興味深いテーマから始まり、お二人が写真を始めたきっかけ、今後フリーで活動していくことへの意気込みなどを語ってくださいました。   Yohei Sawamuraさんの夢、「スマブラのキャラクターになること」は会場の笑いを誘い、かっこいい写真が多い彼の写真とは裏腹に、親しみやすい一面が垣間見られました。   フォトスタジオに勤めながらInstagramでも活動をするという酒井さんは、スタジオに来るお客様に求められる写真とInstagramでいいねがつきやすい写真の違いをプロの視点で考察。   Instagramを始めた当初と今を比べて、自分の中での変化などをお互いに笑いを交えながらお話ししてくださいました。   3位 コハラタケルさん×さらちゃん「ざつだん」     「なんでもないただの道が好き」でおなじみのコハラタケルさんと「女子高生フォトグラファー」のさらちゃん。   こちらは、来場者の方限定でお二人の写真つきで、さらに抽選によるランチ券が当たるという豪華なトークショーでした。   お互いに対する質問を書いた紙をお客様に引いてもらうスタイルで、真面目な質問とクスッと笑える質問で構成されていました。   いくつも歳が離れているのに、さらちゃんのことを師匠と呼ぶコハラさんからは、写真に対する真摯さ、人と丁寧に向き合う姿勢が感じられました。   反対に天真爛漫に見えるさらちゃんは、実は内なるものを秘めていて、彼女が「思い出写真」と呼ぶ高校での日常生活をあえて展示に選んだ理由も語ってくれました。   最後はランチ券の抽選会、トークショー後にお2人とそのままランチにいけるというプレゼントが当たりました。   いかがでしたでしょうか?   写真展に参加してくださった方もそうでない方も、会場の雰囲気が伝わっていると幸いです。   写真展を振り返るシリーズは、全3回にわたり連載予定です。   次回の連載はあのお2人の対談記事です。   お楽しみに Writer:東 Illustrator:伊藤
Lightroomのプリセットをアプリ(モバイル版)に同期する方法

Lightroomのプリセットをアプリ(モバイル版)に同期する方法

2019.05.31
「Lightroomのプリセットをスマホに同期したい。」   デスクトップ版を使用しているけれど、いまいちスマホ版を使いこなせていないという方は必見です。   Lightroom CCのプリセットをモバイル版に同期する方法 下記3点を用意するだけで、あとは自動で同期されます。   Lightroomモバイルでプリセットを同期するために用意するもの ・Adobe Creative Cloudのアカウント(Lightroomをインストールする際に登録します) ・デスクトップ版 Lightroom ・スマホやタブレットとLightroomモバイル版アプリ(iOS,Android可)   プリセットが同期されるまでの手順 ①デスクトップ版Lightroomにプリセットを読み込みます。 Lightroomプリセットの読み込み方法はこちら   ②Lightroomモバイル版を開きます。   これだけで自動的にインストールされています。   Lightroomモバイルで同期されたプリセットの確認方法      メニューボタンの「プリセット」から、ユーザープリセットを選ぶと同期されたプリセットが表示されます。 しかし、開いても自動的にインストールされないという事例がいくつか報告されています。   インストールされない場合は、以下のポイントをチェックしてみてください。  Lightroomプリセットが同期されない場合のチェックポイント □デスクトップ版、モバイル版ともにAdobeアカウントにログインされていますか? □Wi-Fi環境で作業していますか? →設定によりWi-Fiに接続されていないと同期されない場合があります。 □充電は十分ですか? →充電が少なかったり、低電力モードになっていたりすると同期されない可能性があります。   ※注意事項:買い切りのLightroom(Lightroom6など)は対応していません。月額課金制のプランへの加入が必要です。   さらに詳しくLightroomモバイルの利用方法を知りたい方はこちらも併せてご覧ください。Lightroomをスマホで使う方法と使用上の注意点 – CURBON
Lightroomをスマホで使う方法と使用上の注意点

Lightroomをスマホで使う方法と使用上の注意点

2019.04.21
「PCは苦手だからスマホで編集してみたい。」 写真を始めたばかりの頃は、撮影することに精一杯で、編集(レタッチ)は難しいと感じている方も多いのではないでしょうか? でも、スマホ版Lightroomなら、本格的な編集も、アプリひとつで完結させることができます。 ※2022年6月17日更新 Lightroomがついに動画編集に対応!動画もお好みのプリセットで彩ろう。   ▼Lightroomとは? Lightroomは、写真を編集・管理するソフトウェアです。現在、大きく分けて2つ、Lightroom ClassicとLightroomの2種類が存在します。 【PC】Lightroom Classicとは Lightroom Classicは、デスクトップ向けのソフトウェアです。 細かい設定ができるため本格的にレタッチをする場合はこちらを使うことが多いです。 【PC/スマホ/タブレット】Lightroomとは LightroomはPCとスマホアプリで使用することが可能です。 Lightroomはクラウド上で管理されているため、インターネット環境がないところでは一部機能が制限されてしまいます。 スマホアプリは、Lightroomモバイルと呼ぶことで区別します。   引用:Adobe公式ページ     もう少し詳しく解説することもできますが、今回は割愛し、スマホで利用出来るLightroomモバイルについてのみ解説していきます。   また、以下、文中では、誤用を避けるため、 ・Lightroom Classic:PCのみで利用可能なローカルストレージに保存するタイプ ・Lightroom:スマホやタブレットと連携可能でクラウド上にデータを保存できるタイプ ・Lightroomモバイル:スマホ版Lightroom として表記します。   ▼Lightroomモバイルを使用するメリット 様々な写真編集・加工用アプリがある中で「スマホで本格的に写真を編集したい」という方にはLightroomモバイルを利用するメリットがあります。 逆に、手軽に写真を加工したい場合は、操作が少し難しく、手間がかかるため他のアプリの方がいい場合もあります。 用途に合わせて使い分けてみてください。 Lightroomモバイルの利用料金は無料 スマホアプリでLightroomを利用する際の利用料金について解説していきます。スマホアプリで利用する場合は、基本的に「無料」で利用することができます。ただし、パソコン等でLightroomを使用したい場合は、必然的に有料となります。パソコン版は有料プランしかないためです(無料体験版を除く)。Lightroomモバイルの使用の中でも、一部機能は有料版でのみ利用できるようになっているので、慣れてきたら有料プランも検討するといいかもしれません。 ▼Lightroomモバイルの基本操作  まずは、基本の操作方法をご説明します。 PC版を使っている方は、基本的な操作は全く同じです。Lightroom自体はじめてという方は一旦目を通してみてください。 写真の追加方法  まず、右下のアルバムのアイコンをタップするとスマホ内にある写真をLightroomモバイルに追加することができます。 すでに同期されている場合は四角で囲まれたすべての写真をタップすると写真が表示されます。       編集後の写真の保存方法 右上にある四角と矢印のボタン→カメラロールに保存。 保存は2ステップで完了します。          ▼編集機能の説明 ここでは、具体的な編集機能について解説しています。 簡単に編集できるプリセット機能と細かく編集するための機能を覚えると、初心者の方でも簡単に編集することができます。  細かい設定がありすぎてわからないという方のために、頻繁に使う機能のみ優先的に記載しているので、まずは上の方から使ってみてください。 ▼プリセット プリセットとは、「事前に準備された」という意味を持ち、最初から色味などを調整してくれているフィルターのようなものです。 画面下部にある「事前設定」というボタンをタップするとさまざまなプリセットが表示されます。 初期の時点でここに入っているのは、Adobe公式が取り扱っているプリセットです。 プリセットはとても便利な反面、写真によって明るすぎたり暗すぎたり、色がちょっと変になってしまったりという場合があります。 そんな時は、次の項目で説明する操作方法で、微調整をしてみてください。       ▼ライト   露光量 全体的な明るさを変えるためのものです。 右側にスライドさせると明るくなり、左側にスライドさせると暗くなります。 コントラスト 明るいところと暗いところの差です。 プラスにするとはっきりくっきりした仕上がりになり、マイナスにするとふんわりとした雰囲気になります。 ハイライト・シャドウ ・明るい部分だけ暗くしたい時(ハイライト) ・暗い部分だけ明るくしたい時(シャドウ) に活躍します。 白レベル・黒レベル ハイライト・シャドウによく似ていますが、より白い部分、黒い部分を強調できる機能と考えてください。   ▼カラー   WB ホワイトバランスといって、ベースになる白の色味のことを指します。 白といっても温かみのある白や青っぽい白があり、撮影するものや撮影時の天候により同じ設定でも映り方が変わります。 色温度 全体的な色味を暖色系、寒色系に変化させることができます。 プラスにすると温かみのあるオレンジっぽい色、マイナスにするとクリアな青っぽい色味になります。 あまりかけすぎると、肌が変な色になってしまったり、ご飯が美味しくなさそうな色になってしまうこともあるので注意しながら使いましょう。 色かぶり補正 稀に光の入り方で、ピンクっぽい、または緑っぽい写真が撮れることがあります。 逆の色味に振ることで本来の色味の調整することができます。 また、草原など、緑の色を強調したい時にも使えます。 自然な彩度・彩度 文字通り写真の鮮やかさを調整する機能です。 違いは、彩度は全体的な色を強調しますが、自然な彩度は、既に彩度が高いところ以外を調節することが可能です。     ▼Lightroomモバイル使用上の注意点 Lightroomモバイルは、PC版と比べていくつか機能に制限があるため、スマホ版単体で使う方は以下の点を考慮しておきましょう。   新しくプリセットをインストールする場合は、基本的にPC版での読み込みが必要 xmpファイルのプリセットは、 PC版( Lightroom Classic / Lightroom)でしかダウンロードすることができません。 Lightroomモバイルにはもともと内蔵されているプリセットがありますが、新たに購入した“xmpファイルの”プリセットを読み込む場合は、PC版をダウンロードすることが必要になります。 スマホでのプリセット利用はDNGファイルのみ CURBONでは、スマホでも使えるモバイル版プリセットをご用意しています。※xmpファイルは上記のように、モバイル版では読み込むことができません。そのため、別途ご用意しているDNGファイルでのご提供となります。 【使用の流れ】 ①「モバイル版」「スマホ版」と書かれたプリセットを購入②メールが届く③メールに記載されているURLからプリセット(画像)をダウンロード④Lightroomモバイルのアプリをダウンロード⑤Lightroomモバイルのアプリを使用し、プリセットを登録   ▼プリセットの販売はこちらから ▼Lightroomモバイルを使ってのプリセット登録の説明詳細はこちらhttps://www.curbon.jp/pages/lightroom#sp   Lightroomモバイル単体ではクラウド管理ができない PC版を利用していない場合は、クラウド管理ができません。 スマホの容量に依存するため、あまりスマホの容量がない方は、PC版でクラウドの保存容量(20GB~)を購入することをおすすめします。 無料の場合は機能に一部制限がある 無料の場合は、一部機能が使用できません。 例えば、写真内の汚れを消すことができる「修正ブラシ」や「マスク」の機能です。 また、RAW写真の現像はできません。カメラでは「JPEG」保存をしている人や、スマホで撮影した写真を編集するのに使いたい人には問題ありませんが、より自由に編集したいと思った時には少し不便です。   ▼もっと便利に使うならPC版に挑戦してみよう 有料でPC版を使用するのにはいくつかのメリットがあります。 (1)PCで作業できるので、大きい画面で操作できるため、繊細な表現ができるようになるなど、編集の幅が広がる。 (2)Lightroom classicでは、Lightroomにない編集機能があり、より高度な編集が行える。 (3)クラウドで同期できるため、ファイル読み込みの手間が省ける。写真の整理もできる。 (4)有料にすれば、Photoshopもついてくる。(Adobeの「フォトプラン」登録で) Lightroomは無料体験版もあります。まだPC版を使ったことがないという方はぜひインストールしてみましょう。   ▼まとめ 難しいPC操作が苦手な方も簡単に使える Lightroomモバイルは無料で使える PC版を使用するメリットはたくさんある  ▼詳しく編集のことを学びたいあなたに CURBONでは写真編集を学ぶことができるe-Learning動画や写真教室があります。   (1)スマホ1つで完全完結 写真編集 動画講座   詳しくスマホでの編集の仕方を知りたい方におすすめ。 Lightroomモバイルや、そのほかにスマホで使えるアプリを使っての編集をお伝えしているe-Learning動画です。       (2)初心者向け写真編集教室「Lightroom基本講座」(全4回)   Lightroom classicを使用して必要な基本機能をすべて学ぶことができます。スマホ版と共通の項目も多いため、機能を使いこなしたいと思っている方にもおすすめ。         (3)Lightroomを使った5枚の写真編集   フォトグラファーのコハラタケルさんが5枚の写真をLightroom classicで編集します。 編集で個性を表現したい方におすすめです。         これらのe-Learning動画は、サブスク型の写真の学び場「CURBON+」で視聴できます! CURBON+の詳細はこちらからご覧ください。  
Kodak Portra 400をイベント限定パッケージで販売します!!!

Kodak Portra 400をイベント限定パッケージで販売します!!!

2019.04.19
みなさまこんにちは!今回写真展の企画・運営をしております鈴木秀康(ひでやす)です。 写真展まであと1ヶ月!ということでこちらで写真展の情報を更新していくことにしました!👏 気になる方はぜひチェックしてくださいね…!!!😋   「そもそも「Kodak Portra 400」とは?」   さて、今回は本日4月17日から期間限定で予約販売された「Kodak Portra 400」を紹介します!   アメリカに本社を構えるフィルムメーカー企業「Kodak(コダック)」が発売する写真用フィルムです。 自然な色合いと、柔らかなトーンが特徴。特にブルーが爽やかに表現されます。 特に女性のポートレートの撮影や風景写真において、優しい雰囲気を出せると評判です。   今回出展するアーティストも多く使用しているんですよ!   川原和之さんのPortra400を使用した作品  HaruさんのPortra400を使用した作品 高橋伸哉さんのPortra400を使用した作品 AKIPIN さんのPortra400を使用した作品 「人気フィルムが魅力的な価格かつオリジナルパッケージ!?」   そんな「Kodak Portra 400」が今回の写真展限定で、非常に魅力的な価格で販売いたします! これだけでもすごいのに、しかもオリジナルパッケージなんです!!     これは本当に魅力的すぎます。。。   「数量限定!お早めにお買い求めを!」   4月17日から21日まで、数量限定での販売です! 日常からたくさん使われる方は買い溜めして損はないし、 好きなアーティストのパッケージを観賞用と2つ買ってもいいし…。 わくわくしますね!   イベントの詳細やご購入はコチラから! ▷ https://www.curbon.jp/pages/shibusei-curbon   それでは、引き続きお楽しみに! ーーー 【開催概要】 「THE STORY~500万人と紡ぐ写真の世界~」 この度、西武渋谷店にて5月19日(日)よりCURBON写真展を開催します。 累計フォロワー数500万人を超える60名のアーティストにご出展いただき、「写真文化」をより多くの人々に広めるための機会を創出する場とします。また、今回の写真展では、展示作品の鑑賞にとどまらず、より写真の魅力を身近に感じていただくため、この会場でしか手に入らない限定品販売やイベントを実施いたします。   ◎開催日時:2019年5月19日(日) 〜 27日(月) 午前10時〜午後9時(終日) ◎会場:西武渋谷モヴィーダ館 6階,7階 ◎入場料:500円※ 物販の事前予約や当日に物販をご購入された方々は無料   #curbonjp #私が紡ぐ物語 #シブセイCURBON写真展 Writer:鈴木秀康
CURBON写真部 第1回ミート 関西・関東

CURBON写真部 第1回ミート 関西・関東

2019.04.13
2019年3月30日。 第1回CURBON写真部ミートが開催されました。   関東では50人、関西では40人ほど、高校生、大学生、カメラに詳しい人からカメラ買ったけど使い方わからなくてどうしよー!な初心者まで、沢山の参加部員の皆さんが集まって下さいました。   いろいろな人と交流してもらえるように、当日は関東・関西ともにリーダーを中心に班分けをしてミートの始まりです。   リーダーの中には高校生が立候補してくれたりと、全体的には大学生の方が多かったですが、高校生も負けず劣らず、全力でミートを盛り上げてくれました。   印象的だったのは、関東では写真本気勢が多かったこと。 ミラーレスはもちろん、一眼レフカメラやフィルムカメラを持ってきていた部員さんもいて、閉会式前にはさっそく現像してる人もいました。   当日参加部員に話を伺うと、参加者の中には、学生の傍らカメラマンとして活躍されている、すご腕学生の方もいて、初心者部員にはとても刺激になったのではないのでしょうか?   こうして、参加者のカメラ技術のレベルがバラバラなのもミートの良さです。 新しいカメラに挑戦してみたいけど、どうしていいかわからない、何から手をつけたらいいかわからないという方、現像なんてしたことない!という方、実際に使っている人に教えてもらいましょう。   一方関西では・・・ 関西では当初万博記念公園での桜ミート予定しておりましたが3/30の大阪の天気予報はあいにくの雨模様。 急遽、開催場所を変更し 古民家レンタルスペースにてミートを開催することとなりました。 急な場所の変更にも関わらず、集合予定時間の15分前からぞくぞくと部員の皆さんが会場に来てくれました。   そして始まった、桜ミート改め古民家ミート。 曇天で室内が少し暗く、写真を撮るには光が足りないのでは。 たくさん集まってくれたからスペースが狭いかな。と不安でしたが学生パワーって本当にすごいんです。   初対面の人がほとんどの中、『誰が被写体する?』『じゃんけんで平等に!』   一瞬で和気あいあいとした雰囲気に。     『こっちで撮ったら明るいよ!』『確かに!』 そんな声も聞こえて来ました。   うまく撮ることだけが目的ではなく、アイデアを出し合って ”今この瞬間を全力で楽しむぞ”というパワーに圧倒されました。   最後は集合写真の時間。 運営の私まで集合写真に入れていただき終始アットホームな雰囲気で第1回CURBON写真部ミートは結びとなりました。     関東でも、同じく天候が心配されていましたが最後には太陽が・・・ _______________________________ 【写真コンテスト結果発表】   今回のミートは、より親睦を深めるために班対抗の写真コンテストも開催しました。テーマは「 #今だから撮れるもの 」そして今回グランプリに輝いたのは…関東の4班と関西の2班です!!!! 関東4班 作品 関西2班 作品 どちらも笑顔が印象的で、写真部だからこそのアイディアに溢れた一枚です。学生だから撮れた「今」ミートだからこそ撮れた「今」、今回出会ったメンバーだからこそ撮れた「今」。他の班からも、たくさんの素敵な今を切り撮った写真が多くありました。 _______________________________ 今回ご参加いただきました部員の皆さん本当にありがとうございました。 CURBON写真部では高校生も大学生も壁を感じる事なく、 ”写真に興味があるけど仲間がいない” ”カメラはあるのに一緒に撮りにいける仲間がいない” ”もっと写真を撮りたい”  ”写真に映ってみたい”   いろんな写真好きの学生さんが気軽に集まれる場所でありたいと思っております。 今後も部員の皆さんが気軽に参加できるようなイベントを実施できればと考えておりますので、よろしくお願いします。   そして、早速第2弾のイベントも企画中です!今回参加できなかった部員の皆さんにもお会いできる日を楽しみにしています。 部員募集中 ▷CURBON写真部登録フォーム CURBON写真部 Instagram Twitter  Writer:宮本、河上 Photos:CURBON写真部 リーダー・部員・スタッフ  
今日の1枚をおしゃれに残す スマホ写真入門(撮影と編集)レポート

今日の1枚をおしゃれに残す スマホ写真入門(撮影と編集)レポート

2019.04.05
先月、神戸市にあるデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)にて「今日の1枚をおしゃれに残す スマホ写真入門(撮影と編集)」と題して FELISSIMO(ミニツク)さんとタイアップ企画であるスマホ写真教室を開催しました。   3月13日と3月16日の2日間、それぞれ30名の参加者さんをお出迎えし開催することができました。   初日は、平日ということもあってか・・・ 2回目と比べて少し年齢層が低かったように感じます。よくよく考えると大学生は春休みの期間ですね。 貴重なお休みを割いて、教室に来てくださっていると思うと今回講師をさせてもらってよかったと感じます。     では、当日の流れを少し振り返ってみたいと思います。 「皆さんはカフェに行き、お好きな席にお座りください!と言われるとどこに座りますか?」   自己紹介をした後は、こんな言葉から始まり「スマホでカフェ写真を素敵に撮る方法」についてお話をしました。   例えば・・・ 光の話や構図の話、普段私がカフェで撮影する際に気をつけていることなど、実際の写真を用いながら解説しました。   こんなに大勢の方の前でお話することに慣れていない私は、終始言葉を噛むこともありましたが、参加者の皆さん本当にお優しい!!!笑顔で頷いてくださっていました。   あぁぁ〜救われたー!! 睨まれていたら、私泣いていたかもしれない・・・心の広い参加者の皆さんで感謝感激です。     写真を見ると、やはり女性が多いですね。ただ、カップルで参加されている方もいました。     「スマホでカフェ写真を素敵に撮る方法」についてお話した後は、「普段の生活をスマホ写真で素敵に撮る方法」お洋服や、アクセサリーを素敵に撮る方法についてお話しました。     私は思い出を残す写真に正解も不正解もないと思っています! 色んな撮影方法があって、色んな組み合わせができて無限大にアレンジできるのです。 カフェと違って自分で小物を足すこともできます。 その自由度を最大限に活かし、普段の生活を素敵に残してほしいそんな思いで今回教室を開催しました。 実際にKIITOで撮影した写真 座学のあとは、いよいよ実践撮影です!!   私も自分のスマートフォンを持ち、皆さんに持参してもらった思い思いの小物を眺めなんだかほっこり。 皆さんの宝物だと思うと、何がなんでも素敵に撮れるようになってもらいたいという思いが沸々と・・・     手作りのアクセサリーやお菓子、石鹸など持ってきている人もいれば、旅行のお土産や、ぬいぐるみを持参されている方も・・・ 中には、好きな俳優さんのグッズを持ってきている方もいて、私も撮影したことないものが沢山!!それが逆に楽しい。     参加者さんA 「先生、先生!この個性的な形を写真で表現するにはどうしたらいいんですか?」 私 「なかなか個性的な形ですね・・・これは、面が沢山あるので光を当てる面と当てない面を作り、光と影(コントラスト)を使って撮影してみてはどうですか?この場所オススメです!」 参加者さんB 「何だかごちゃごちゃしてしまい、オシャレに見えないです」 私 「色の要素が多いので、3色に絞って撮影してみましょう!」     被写体の特徴をみて、場所の選び方、小物の配置の仕方、構図について、この場で実践をしながらアドバイスさせてもらいました。 1人で撮影をしていると、こんなに様々な被写体を撮ることもないです。 頭をフル回転させることもないですし、私自身参加者の皆さんが撮影されている様子を見てとっても勉強になりました。        実践撮影をした後は、さっそく撮影した写真を編集します!   3つのアプリを使用して、色味の調整から不要なものを消すところまで30分程度時間を設け実践しました。 不要なものが消えていく様子を見て喜んで下さった参加者の皆さん、スマホ1つでここまでできるのかと驚いて下さった皆さんとっても嬉しかったです。   知らない人が写真に写り込んだり、ゴミが写っていたり、これからは観光地に行きそんな心配をすることもなくなりそうですね。 編集アプリを使用すると魔法のように消えてくれるのです。 どんどん使ってみて下さい。       編集講座の後は、SNSに写真を投稿するにあたり大切なことや、気をつけること、一眼レフとスマホカメラの違いについてお話して今回の教室は無事幕を閉じました。   最後に・・・   スマホ写真でも少しカメラ技術や知識を身につけるだけで印象的な写真に変わります。  オシャレしてお出かけした日、旅先の思い出、日常の何気ない瞬間など せっかくの思い出を写真という形で残すのであれば ”素敵な写真” で残しませんか?というのが今回の写真教室の内容でした。 〇〇で食べた〇〇、〇〇の日の〇〇というようにしっかりと写真に思い出を残し、伝わる写真を意識して今後写真を撮ってみて下さい。 そして今はスマホアプリで色味の調整ができ、不要なものも消すことができる時代です。 撮影したお写真を編集して、アルバムにしたり、お友達にプレゼントしたりするのも楽しみのうちの1つだと思っています。 ”写真”に正解も不正解もありません。 いろんなところでたくさん撮影し、是非素敵なアルバムを作ってみて下さい。 今回ご参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。       Writer  :misuzuPhotos:jyota tomonori
写真で人に感動を届けたい

写真で人に感動を届けたい

2019.03.27
    【Lightroomプリセット】 CURBONメンバー体験談 / 歩雪のわさん     憧れのフォトグラファーのように編集したいけど、なかなか上手く編集できない!という方も多いのではないでしょうか?     今回は、カーボンのプリセットを購入してくださった歩雪のわさんから体験談メッセージをいただきました。   -購入した時期を教えてください。 歩雪のわさん:haru wagnusのプリセットを3月中旬に購入しました。   -ダウンロードから使用するまでの手順は難しかったですか? 歩雪のわさん:ダウンロードはとてもわかりやすくて簡単でした。振り込みが完了した時点でメールがすぐ届くのでその点も嬉しいです。   使用してみた感想はどうでしたか? 歩雪のわさん:編集した感想は最高でした。   プリセットを使用された現在の作品 プリセットを使用された現在の作品 -プリセットを使う前と使う後で変わったことなどありますか? 歩雪のわさん:写真始める前から写真を見させてもらってたハルさんの写真のプリセットなのでぼくも楽しみでした!前から自然だとか海で撮ることが多い僕ですが、場面的にもハルさんのプリセットがとっても使いやすかったです。 そもそもプリセットってどんな場面でも使えるようにするのって難しいと思うのですが、ハルさんのプリセットはどんな場面でもだいたい合うし、透明感だったりシックな感じもだせて、本当に満足しています。   プリセットを使用された現在の作品 過去の作品 -どんな方におすすめですか? 歩雪のわさん:パソコンで編集し始めた方にはぜひおすすめです!買って後悔ないハルさんのプリセットだなって思います。これからの時期、桜の写真など春の写真全般的にバッチリ合うのでおすすめです。   プリセットを使用された現在の作品 -最後にアーティストへのメッセージをどうぞ! 歩雪のわさん:ハルさんの写真は物語性だったり、1枚でみても、全体的に見ても本当に感動する写真ばかりです。 特に印象的なのは、コスモスの写真で青空とコスモスの写真を、写真をやる前に初めてみて心を掴まれたのを覚えてて...   前にハルさん達がやられてた、「波紋」という展示でお話させてもらってから、しっかり写真をやりたいと思ったのも思い出のひとつと言うか。(笑)ずっと見ていられる空間でした。 波紋をみてから、写真の楽しさが変わってきて写真でこんなにたくさんの方を感動させられるのもビックリで。 ぼくも写真で人に感動を届けたいって思いました。   最後に。   ぼくのもとにも編集で困ってるって方とかもDM頂いたりするのですが、プリセットを購入してみるのは第1歩なのかなとも思います。 そこから、トーンカーブがどんなふうに動いて、こんな色になる。ってこともわかるので!   最後までご覧頂きありがとうございました。 ぜひ気になった方はCURBONのサイトをご覧になってみてください。   それでは!     パソコンで編集はしているけど、プリセット使用したことないという方も、憧れのフォトグラファーのように上手く編集出来ないという方も、是非この機会に憧れのフォトグラファーと同じプリセットを使用しようして楽しく作品作りをしてみてはいかがでしょうか。   歩雪のわ Instagram Twitter HP おすすめコンテンツ CURBON Lightroom オリジナルプリセット  Writer・Interviewer:佐藤